フォーステック、大多喜町でスマートゴミ箱SmaGOの実証運用を開始
株式会社フォーステックは、2026年10月19日(月)より、千葉県夷隅郡の大多喜町B&G海洋センター駐車場入口に環境配慮型IoTスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」を導入し、実証運用を開始しました。設置場所は、2026年11月1日(日)に正式オープンしたアーバンスポーツ施設「パンプトラック」に隣接しています。本取り組みは大多喜町と株式会社Mobilcoが連携し、観光庁の補助事業を活用して実施されるものです。
大多喜町では、観光客が集中する時期に増加するゴミへの対応が課題となっていました。今回の実証では、新たな集客拠点に公共のゴミ箱としてSmaGOを新設し、ゴミの蓄積状況や回収実績をデータ分析することで、観光客の増加に対応した効率的な回収体制の構築を目指します。実証は2027年1月上旬までを予定しており、その結果をもとに町内の主要観光拠点への展開も検討されます。
背景と実証のねらい
大多喜町は養老渓谷や大多喜城下町などの観光資源を有し、2024年の千葉県「観光入込調査」によると年間延べ約100万人が来訪する地域です。多くの観光客で賑わう一方、紅葉や大型連休などの観光客が集中する時期には日常のゴミ回収体制だけでは対応が追いつかず、地域の事業者やボランティアが回収や清掃を担うケースもあります。
こうした状況を踏まえ、千葉県勝浦市に本社を置く株式会社Mobilcoは、課題が深刻化する前に当該地域のゴミの受入環境を整えるため、今回の実証に取り組みます。隣接するパンプトラックはBMXやスケートボードなどを楽しめる施設で、新たな集客拠点の開業に合わせてSmaGOを新設し、人の流れが増える前にゴミの受入環境を整える点が本実証の特徴となっています。

SmaGOは、ゴミを約5分の1に自動圧縮して収容力を高め、通信機能で蓄積状況などを把握できるスマートゴミ箱です。実証期間中は、ゴミの蓄積状況、圧縮回数、回収実績を記録し、紅葉期などの繁忙期と通常期におけるゴミ量の違いや適切な回収頻度を検証します。あわせて、持ち込みゴミや誤投入の実態も調査し、地域の実情に合った運用方法を検討します。


本体のラッピングは「城と渓谷の町 大多喜」をテーマに、大多喜城と養老川・紅葉をモチーフにしたデザインを採用し、町のPR媒体としても機能させます。正面には捨てられるゴミの種類をピクトグラムと日本語・英語・中国語の3言語で表示し、国内外の来訪者が利用しやすい工夫が施されています。
Mobilcoの代表取締役である清水洋平氏は、人の流れが増えた先にはゴミの問題が生じやすく、先に受入環境を整えることが観光振興の後押しになるとした上で、「今回の実証を通じて、地域の負担を抑えながら観光客を迎え入れる仕組みを検証し、同じ課題を抱える地域にも共有できるモデルにつなげていきたいと考えています」とコメントしています。
今後の展望と実証概要
実証終了後は得られたデータを検証し、町内主要観光拠点への展開を検討する予定です。得られた知見は、公共のゴミ箱不足や観光期の回収負担といった課題を抱える地域にも共有されます。
今回の実証および設置の概要は以下の通りです。
- 設置場所:大多喜町B&G海洋センター駐車場入口 ※アーバンスポーツ施設「パンプトラック」に隣接(千葉県夷隅郡大多喜町)
- 実証期間:2026年10月19日~2027年1月上旬(予定)
- 実証内容:ゴミの蓄積状況・圧縮回数・回収実績の把握、回収頻度の最適化、持ち込みゴミや誤投入の実態把握
- 補助事業の申請主体:大多喜町
- 連携事業者:株式会社Mobilco
- 補助事業:観光庁「令和8年度 オーバーツーリズムの未然防止・抑制をはじめとする観光地の面的受入環境整備促進事業」
SmaGOおよび各社概要
SmaGOは太陽光発電で自立稼働し、ゴミを約5分の1に自動圧縮することで実質570L相当を収容可能です。蓄積したゴミの量を通信機能で通知する仕組みにより、ゴミ溢れを防ぎながら回収業務を効率化できます。現在全国約80箇所に設置されており、各社の公開情報をもとにしたWeb調査(調査対象:国内で同種のスマートゴミ箱を展開する当社を含む2社、2026年10月時点、フォーステック調べ)において、スマートゴミ箱として国内No.1の設置箇所数実績を有しています。

株式会社フォーステックの概要は以下の通りです。
- 会社名:株式会社フォーステック
- 設立:2019年4月15日
- 所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi Oneタワー6階
- 代表者:代表取締役社長 竹村 陽平
- 事業内容:日本各地へのスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」の設置を通した、街と企業と人々が一体となった環境活動の提案
- 公式サイト:https://forcetec.jp
本記事は株式会社フォーステックの発表および千葉県「観光入込調査」をもとに作成しました。
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