中部電力パワーグリッド、オラクルと推進のAMIでスマートメーター1,000万台達成
日本オラクル株式会社は2026年11月4日、中部電力パワーグリッド株式会社がオラクルと推進する高度計測インフラ(AMI)の取り組みにおいて、スマートメーター1,000万台の設置を達成したと発表しました。
中部電力パワーグリッドは、メーターデータ管理システム(MDMS)である「Oracle Utilities Meter Data Management(MDM)」の最新版へのアップグレードを実施しました。これにより、法人・家庭向けメーター全体での拡張性やインターバル・データ対応、運用の安定性を向上させ、次世代の電力系統運用を支える基盤を整備しています。
第2世代スマートメーター導入に向けた基盤整備
中部電力パワーグリッドは、愛知県、三重県、岐阜県、長野県、静岡県を含む中部エリアに電力ネットワーク・サービスを提供する一般送配電事業者です。オラクルは2013年のスマートメーター制御管理システムの開始以来、同社のAMIに関する取り組みを支援してきました。
今回のMDMS最新化により、第2世代スマートメーターへの対応をはじめ、15分間隔の検針データ収集や複雑なデータ配信要件への対応が実現しました。これにより、電力使用状況の可視化精度の向上、電力系統運用の効率化、顧客サービスの向上につながっているとしています。
中部電力パワーグリッド株式会社の配電部 配電系統高度化グループ長である橋倉 裕氏は、今回のアップグレードについて、第2世代スマートメーターの導入および国のエネルギー政策推進に向けた重要なステップであると説明しています。また、EVや太陽光発電などの分散型エネルギー・リソース(DER)の活用拡大を含む、将来の電力システムの進化を支える強固な基盤を整備できたとコメントしています。
小売事業者のサービス開発や需要ピーク抑制に寄与
最新化されたシステムから提供されるメーターデータを活用することで、中部エリアの電力小売事業者は、電力使用量が目標値を上回る可能性のある顧客への事前通知や、太陽光発電の発電状況の把握が可能となります。余剰電力の有効活用を支える新たなサービスの展開も期待されるほか、時間帯別(TOU)料金など、より柔軟な料金プログラムの開発も可能になるとしています。
本プロジェクトにおいて、オラクルは株式会社日立製作所などと連携し、中部電力パワーグリッドの運用要件に基づくシステム・アップグレードを実施しました。
発表企業について
本発表を行った各社の概要は以下の通りです。
日本オラクル株式会社
- 本社:東京都港区
- 代表者:取締役 執行役 社長:三澤 智光
- 上場市場:東証スタンダード市場(証券コード:4716)
- URL:www.oracle.com/jp
オラクル(Oracle Corporation)
- 上場市場:NYSE: ORCL
- URL:www.oracle.com
本記事は日本オラクル株式会社の発表をもとに作成しました。
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