プラウドデータ、多重商流解消へ案件元と人材企業を直結する直ツナを開発
株式会社プラウドデータは、案件を保有する企業とエンジニアを自社雇用する人材企業を直接つなぐSES管理プラットフォーム「直ツナ」を開発した。複数の仲介会社を介さないダイレクトな接続により、多重商流で生じる中間コストの増加や情報伝達の遅延といった課題の改善を図る。同社が取り組んできた200名以上のエンジニア育成や、10年以上のシステム運用の知見をもとに設計されている。
多重商流による情報分断や中間コストの課題に対応
国内のDX推進に伴いIT人材不足が継続的な経営課題となるなか、経済産業省の調査では2030年に最大で約79万人不足する可能性が示されている。また、情報処理推進機構(IPA)の「DX動向2024」によると日本企業の73.7%がDXに取り組んでいる一方で、専門性を持ちデータ活用を担う人材の不足感が指摘されている。
IT業界の案件とエンジニアのマッチングにおいては、案件元と人材企業の間に複数社が介在するケースが多く、情報伝達の過程で認識のずれや意思決定の遅延、中間コストの増加が生じやすい構造が課題となっていた。プラウドデータは商流そのものを短く明確にすることが本質的な解決につながると考え、本プラットフォームの開発に至ったとしている。
登録要件の限定により取引の透明性と精度を高める
「直ツナ」は、発注元から直接受託している企業や自社で開発人材を必要とする企業と、自社でエンジニアを雇用している人材企業を直接つなぐサービスである。案件掲載は自社で責任を持って保有・受託している案件に限定し、人材登録も自社雇用エンジニアに限定することで、出どころを明確にして不透明さを抑える設計となっている。
プラットフォーム上では、社内の人材情報の一元管理・共有から案件元企業との直接接続までを一貫して行える。機能面では、案件・人材情報のリアルタイム共有、AIによるマッチング支援、面談日程の自動調整、提案から参画までのフロー管理などを備える。また、CSVによる人材の一括登録に対応するほか、初期設定やデータ移行、運用定着を専任スタッフが支援する体制を整えている。
調達の効率化と適正な評価を目指す
サービスの導入により、案件元企業は求めるスキルを持つ人材への迅速なアクセスが可能となり、調達の効率化が見込める。人材企業側も自社エンジニアの強みを正確に伝えやすくなり、実際の経験に合致した案件への参画が期待できるとしている。
プラウドデータの代表取締役社長である大久保学氏は、商流の複雑さによって失われてきたスピードや情報の正確性、適正な価値還元を取り戻し、業界全体の健全な成長に寄与していきたいとコメントしている。今後はAIを活用したマッチング精度の向上や蓄積データの活用を進め、IT業界の生産性向上への貢献を目指す方針である。


株式会社プラウドデータ 概要
- 所在地:東京都千代田区麹町4-2-11 VORT麹町大通り4階/13階
- 代表:大久保学
- 設立:2013年9月10日
- 事業内容:IT未経験者の教育・育成事業、システム開発支援、IT人材マッチング、プラットフォーム「直ツナ」の運営
本記事は株式会社プラウドデータの発表をもとに作成。

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