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スワローインキュベート、まばたきで敵を撃つ無料シューティングゲームを公開

株式会社スワローインキュベートは、パナソニックとの共同特許技術を応用した「まばたき検出技術」を用い、まばたきで敵を撃つシューティングゲーム「まばたきシューティング(Blink Shooting)」を2026年11月4日に無料公開しました。

手を使わずに右目・左目・両目をそれぞれ長めに閉じることで攻撃を撃ち分けるハンズフリーの仕様です。PCやスマートフォンのブラウザ上で動作し、インストールや会員登録を行わずにプレイできます。

意識したまばたきで見分けるゲームシステム

ゲームは、右目で銃、左目でミサイル、両目でボムを発射し、迫る敵を倒しながら60秒以内にボスを撃破するとクリアになります。弾は目を約0.35秒以上閉じたときのみ発射され、通常の短いまばたきでは発射されない仕組みです。

結果画面には、スコアやランク(S〜D)のほか、無意識のまばたきで撃たずに見送った「誤射を防いだ回数」が表示されます。敵は3種類存在し、連続で当てることでスコア倍率が最大2倍まで上がるコンボ機能が備わっています。結果はXやLINEで共有可能です。

カメラが使えない環境向けにキーボード操作やタップ操作にも対応しています。また、カメラ映像は端末内でのみ処理され、外部への送信や保存は行われません。

なお、18歳未満の利用には保護者の同意が必要とされています。また、一部のAndroid端末など処理性能によっては検出に遅れが生じる場合があり、その際はキーボードやタップでの操作が案内されています。本ゲームは医学的な診断や検査を行うものではありません。

CPUのみで高速処理する「まばたき検出技術」

ゲームに採用されている「まばたき検出技術」は、PC用Webカメラやスマートフォンのカメラといった一般的な可視光カメラ(単眼RGBカメラ)のみで、目の開閉状態の変化からまばたきを検出する画像解析技術です。顔と目の位置を検出し、ディープラーニングモデルによる目の開閉判定の時系列データをもとに判定します。

学習モデルが圧縮されているためGPUを必要とせず、CPUのみで高速に処理できる点が特徴です。長時間まばたきをしていない際の休憩促進通知や、タッチレスなユーザーインターフェースなどへの組み込みが想定されています。

技術の提供形態と関連AI技術

同社は、ゲームに用いられている技術を用途に合わせて3つの形態で提供しています。

  • 試用版アプリ(ブラウザ版・無料):ブラウザ上で30秒間のまばたきを計測し、回数や閉眼時間を表示
  • まばたき検出アプリ(Windows版・買い切り):長時間の計測、録画、CSV出力に対応した研究・検証向けアプリ(一般 33,000円/学術機関 16,500円・税込・1アプリ1ライセンスあたり)
  • まばたき検出SDK(製品への組み込み):自社製品やサービス向けの開発キット(Windows / Linux / iOS / Android対応、C++ / C#)。1ヶ月無料の試用版SDKあり

このほか、写真や画面などからの不正を見破る「なりすまし判定技術」や、オープンソースを活用した「顔認証SDK」も展開しており、まばたき検出SDKとのセット販売にも対応しています。

株式会社スワローインキュベートの概要

株式会社スワローインキュベートは、ヒューマンセンシング領域の画像処理AIを研究開発する企業です。パナソニック株式会社との共同出願特許は国内12件、海外16件(米国・中国・シンガポール・インド)が権利化されています。

  • 社名:株式会社スワローインキュベート
  • 本社:茨城県つくば市千現2-1-6 つくば研究支援センター B-5
  • 代表者:代表取締役 大野 寿和
  • 設立:2013年12月
  • 資本金:500万円
  • 事業内容:AI画像処理 SDK・API・SaaS事業、受託開発事業

本記事は株式会社スワローインキュベートの発表をもとに作成されています。

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