ロジエンスコンサルティングが新サービス物流BCP診断を提供開始
東京都に本社を置くロジエンスコンサルティング株式会社は、サイバー攻撃や自然災害などによる物流停止リスクに備える新サービス「物流BCP診断」の提供を開始しました。
近年は物流DXの進展によって業務効率化が進む一方、特定のシステムへの依存度が高まり、障害発生時に物流機能が広範囲に停止するリスクが顕在化しています。本サービスは、倉庫や輸配送、委託先を含む物流全体を対象に、5つのリスクと3つの視点から事業継続体制を評価し、具体的な改善策の策定を支援します。
企業を標的としたランサムウェア(身代金要求型ウイルス)による被害が深刻化しており、警察庁の公表資料によると、2026年上半期の被害報告件数は123件(※1)に上り、半期として過去最多を記録しました。物流業界でも、サイバー攻撃に伴うシステム障害が出荷停止や配送遅延につながる事例が生じています。さらに、自然災害や車両事故、人材不足など、物流停止の要因は多岐にわたります。
同社では、物流の効率化が進むほど事業継続上のリスクが高まる構造的な課題を「物流DXパラドックス」、効率化によって余力が失われる構造を「ジェンガの法則」と提唱しています。人員や設備、在庫などの余力を削りながら効率性を高める姿勢はジェンガのブロックを抜いて積み上げる状態に似ており、支えが失われた際に全体が機能しなくなるリスクを抱えるとしています。こうした状況を受け、効率化だけでなく事業継続体制を整える支援として本サービスが開始されました。

5つのリスクと3つの視点による診断内容
「物流BCP診断」は、以下の5つのリスクを対象に企業の物流体制を評価します。

- 自然災害:地震・水害などによる物流拠点の機能停止
- 車両事故:重大事故による輸配送への影響
- コンプライアンス違反:法令違反や行政処分による業務停止
- サイバー攻撃:システム障害による受注・在庫管理・出荷業務の停止
- 人材不足:特定の担当者への依存や人員不足による業務継続の困難
これらのリスクに対し、「守る足(予防・低減体制)」「戻す足(早期復旧体制)」「回す足(代替手段による業務継続)」という3つの視点から総合的な診断を実施します。
診断の進め方と提供内容
診断は「現状把握・ヒアリング」「リスク評価」「課題の整理」「改善策の提案」という流れで進められます。
診断を通じて提供される主な成果物は以下の通りです。

- 物流BCP診断レポート
- リスク・課題の評価結果
- 優先順位・担当・期限を整理した改善項目リスト

現場の実態や委託先との連携体制を確認した上で、改善課題の優先順位、担当部門、対応期限を明確にし、企業が具体的な改善活動に着手できるよう支援します。
サービスの対象は荷主企業や物流事業者などで、初回相談は無料で受け付けています。
サービス詳細:https://logience.co.jp/logistics-bcp/
ロジエンスコンサルティング株式会社の会社概要は以下の通りです。
- 会社名:ロジエンスコンサルティング株式会社
- 代表者:代表取締役社長 矢部 誠
- 所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂3-17-3 H¹O赤坂 12F
- 設立:2026年7月1日
- 事業内容:物流コンサルティング、サプライチェーンコンサルティング、4PL支援
- 公式サイト:https://logience.co.jp/
※1 出典:警察庁「令和8年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」(2026年9月10日公表) https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R8kami/R08_kami_cyber_jousei.pdf
本記事はロジエンスコンサルティング株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



