REVISIO、テレビCM事前評価サービス「AIコンテレビュー」を大幅アップデート
人体認識技術を搭載した機器を通じてテレビスクリーンの「アテンション(注視)」を計測するREVISIO株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士)は、テレビCMを制作段階で事前評価する「AIコンテレビュー」を大幅にアップデートし、提供を開始しました。

今回のアップデートでは、「評価がより厳密に」「示唆がより具体的に」「画面がより見やすく」という3つの観点からレポート内容を全面的に見直しています。注視波形を確率と信頼度で示す総合評価や優先順位つきの改善提言、新設された「維持すべき点」により、制作チームへそのまま共有できる形で提示する仕組みを整えました。

REVISIOの調査によると、注視されるCMほどCM認知などの各種KPIが高まる一方、2024年4月~2025年3月に放送開始し累積500GRP以上の15秒CM(2,323素材)のうち過半数(52.5%)は、放送中に注視が落ちていく「右肩下がり」の波形を示しています。
同社は約14万本のテレビCMの毎秒注視データをもとに事前予測を行う同サービスを提供してきましたが、利用者から「評価の根拠を社内に説明したい」「制作フロー全体に組み込みたい」といった要望を受けていました。これらを踏まえ、予測を実測に近づけ、評価根拠を明示して打ち手につなげやすくするために評価ロジックやレポート構成、画面を刷新しました。

3つのポイントとレポート画面の再編
アップデートの主な特徴は以下の通りです。
- 評価の厳密化:A~Eの5段階の総合評価に加え、「右肩上がり・右肩下がり・山型・谷型」の4パターンそれぞれの予測確率と予測信頼度を表示します。また、各シーンの注視要素を「Eye Hold(維持)」「Eye Catch(獲得)」「離脱要素」に分類して判定根拠を記載するほか、ターゲット設定や企画目的など5観点を◎○△で評価します。
- 具体的な示唆:「現状→要因→改善案→期待効果」の形式で優先順位をつけた改善提言を行うとともに、強みを損なわないよう「維持すべき点」を新設しました。共有用のサマリーコメントも生成されます。
- 画面構成の再編:従来の9項目から、以下の7つの構成に整理されました。
- 総合評価
- 入力された企画要件
- 予測注視波形
- シーン別詳細
- 改善提言
- 維持すべき点
- 企画との整合

複数案を比較する機能と段階的な導入プラン

最大10案のコンテを比較する「AIコンテ比較」も強化されました。単体レビューと同じ評価基準を並べることで結果の一致を図り、「総合評価→注視の到達度→企画との整合→離脱要素」の順序で推奨コンテを提示します。また、商品の判明タイミングや注視要素の該当シーン数といった数値で差異を確認できるほか、他案が持つ注視要素を秒数つきで抽出する機能も備えています。
本格導入の前に効果を確かめるためのプランとして、20素材まで事前調査スコアと注視データを突き合わせる「既存調査 × 注視の相関検証」、素材数無制限でプロジェクト選定の根拠を整理する「企画選定(意思決定)での活用」、3か月間伴走支援を行う「制作プロセスへの伴走」が用意されています。

なお、同社が提供する事前評価の「AIコンテレビュー」と事後評価の「AIクリエイティブレビュー」において、利用企業がアップロードした絵コンテなどの情報がAIの学習に使われることはないとしています。
活用ウェビナーの開催概要
今回のアップデートに合わせ、無料のオンラインウェビナーが開催されます。
- タイトル:コンテの段階で「見られるCM」はつくれる ~生成AIと壁打ちしながら磨くクリエイティブ制作~
- 日時:2026年11月18日(水)14:00〜
- 形式:オンライン配信
- 参加費:無料(事前申込制)
本記事はREVISIO株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



