ゴムマリ、売掛金管理AIエージェントの提供を2026年11月3日より開始へ
ゴムマリ株式会社は、売掛金管理業務を対象とした「売掛金管理AIエージェント」の提供を2026年11月3日より開始します。売掛金元帳と入金データを全件同じ基準で突き合わせ、残高を経過期間に応じた年齢区分に分け、外貨建て残高を通貨換算したエイジングレポートを作成します。判断がつかない残高は推測で埋めず、検知根拠付きの要確認一覧として提示する仕組みです。
売掛金管理における手作業の課題
株式会社インフォマートが2024年に実施した調査によると、売掛金の回収について卸売業で60.7%、製造業で55.5%が不安を感じていると回答しています。回収状況を把握するために残高を経過期間ごとに区分したエイジングレポートが用いられますが、元帳と入金データの突き合わせや期日計算、外貨換算などの作業は手作業になりがちです。

こうした作業は担当者ごとの判断基準に依存しやすく、区分の境界や紐づかない残高の扱いが人によって異なると、表の内容が変わるという課題がありました。また確認が遅れることで、回収遅延への対応の遅れや理由不明の長期滞留につながるリスクも存在します。
4段階で進める照合とレポート出力
売掛金管理AIエージェントは、以下の4段階で業務を処理します。
- 売掛金元帳と入金データをCSVやExcelなどの形式のまま受け取る
- 各社の管理基準に合わせて残高を年齢区分に振り分け、外貨建て残高を通貨換算する
- 入金データと請求を全件同じ基準で突き合わせ、紐づけが取れない残高や差異を「要確認」に送る
- エイジングレポートと検知根拠付きの要確認一覧を出力する
利用企業は普段使用しているメールや共有フォルダなどを通じてデータを送付し、毎月の締めに合わせてレポートを受け取ることができます。
導入による業務の変化と実現場での検証
導入後は、初期構築で確定した範囲の突き合わせと区分をAIエージェントが担当するため、人の作業は要確認として挙げられた残高の判断や確定に絞られます。これにより、作業時間の削減や確認ルールの固定による属人化の解消が図られます。
本仕組みは、実際の企業現場において会計システムデータから資料を作成する実装を経て開発されました。通貨が異なる複数社の売掛金を元データから計算し直し、現行資料と一致するか突き合わせて検証が行われています。また、取引先ごとの明細に含まれない調整行の数値を一元管理し、全体の合計とも突き合わせることで整合性を担保する設計が採用されています。
ゴムマリ株式会社代表取締役の村山悠太氏は、「売掛金の管理で問われるのは、残高の大きさより、どの請求がいつから回収されずに残っているかを、毎月同じ物差しで見分けられるかです」と述べています。
提供形態とサービス概要
提供形態は初期構築と月額運用による「AIエージェント導入」のほか、データを送付して成果物を受け取る専門業務AI-BPOとしても利用可能です。
- 対象業務: 売掛金管理(年齢区分別のエイジング・通貨換算・入金と元帳との突き合わせ)
- 提供物: エイジングレポート(年齢区分・通貨換算対応)、要確認一覧(検知根拠つき)
- 導入形態: 初期構築(4週間〜)から月額運用
- 価格: 初期構築50万円〜、月額5万円〜(※価格・提供条件は配信時点のもので、改定される場合があります)
本記事はゴムマリ株式会社の発表をもとに作成されています。
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