Make House、吹抜のある家 MY VOIDの間取りや構造の詳細を公開
木造住宅のBIM設計サービスを展開するMake House株式会社は、2026年9月に全国の工務店向けに提供を開始した高性能注文住宅「Sシリーズ」のうち、「吹抜のある家 MY VOID」の間取りプランと構造・性能の詳細を2026年11月1日に公開しました。延床26坪の代表プランでもLDKの上部を吹き抜けにし、耐震等級3や断熱等級6を標準仕様とした商品です。10月に公開された「外とつながる家 MY TERRACE」に続く、単品詳細公開の第2弾となります。

縮小傾向にある住宅市場に向けた「抜け感」の提案

国土交通省「建築着工統計」によると、注文住宅(持家)の1戸あたり床面積は、1996年の140.8㎡をピークに2024年には113.3㎡まで縮小しています。世帯人数の減少や建築費の上昇により、床面積を削って予算に収める家づくりが広がりつつあります。

「吹抜のある家 MY VOID」は、床面積ではなく天井の高さと光で広さをつくる商品として企画されました。リビング上部を吹き抜けにして高い位置の窓から自然光を取り込み、住宅密集地でも開放感を得られる設計です。一般的に吹き抜けは耐震性の確保や寒さへの配慮など設計の手間がかかる間取りですが、同社があらかじめ構造や性能を検証した状態で商品化したことで、工務店はプランを選ぶだけで提案できるとしています。
124プランと4つのインテリアテイストを展開

同商品は、敷地条件や暮らし方に合わせて階数・間口・プラン・インテリアを組み替えられる仕様となっています。1.5階15プラン・2階16プランを基本とし、敷地の方位(東西南北)に応じた4通りを揃えた合計124プランが用意されています。間口モジュールは2.5間から6.5間まで展開し、狭小地からゆとりある敷地まで対応します。
設計は、Make House 設計‧エンジニアリング事業部の間取り作家である石川元洋氏が担当しました。あわせてインテリアコーディネーター監修による4テイストのコーディネートボードも用意されており、床・壁・建具・照明の組み合わせを提示できます。






許容応力度計算による耐震等級3と高水準の温熱・気密性能
構造面では、約400ページにおよぶ構造計算書に基づく許容応力度計算を実施し、最高等級である耐震等級3を確保しています。これは一般的な壁量計算による耐震等級3に対して1.27倍、基準値に対して2.44倍の強度です。1階と2階の柱や壁の位置を一致させる直下率を意識したシンプルな形状を採用し、外周と立ち上がりのない基礎で強度を担保することで、将来の間取り変更に対応しやすい地中梁基礎+スケルトンインフィルとしています。
温熱および気密性能についても、最初から標準水準を定めています。
- 断熱性能:断熱等級6(5・6・7地域でUa値0.46以下、外気温0℃時に室内体感温度18〜22℃程度)
- 気密性能:C値0.5c㎡/㎡以下(※実際の測定値をお約束するものではございません)
- 換気方式:24時間全熱交換型換気システム(床面排気、ダクトレス)
工務店の負担軽減を図る買い切り型ライセンス
本商品は月額ロイヤリティが不要な買い切り型ライセンスとして提供されます。プラン集、高精細CGパース、BIMモデル、積算明細、プレゼンテーションブック、販促資料、施工マニュアルのほか、施主説明に使用できる構造計算書・構造図・省エネ計算書のサンプル資料が一式で提供されます。また、工務店が自社商品として展開できるよう、全商品で意匠登録を出願中としています。
商品概要
- 商品名:吹抜のある家 MY VOID/高性能注文住宅「Sシリーズ」
- ラインナップ:外とつながる家 MY TERRACE/美しい屋根の家 MY BASE/終の棲家 MY NEST/吹抜のある家 MY VOID/耐久性を考えた家 MY FORT
- 間取り:合計124プラン(基本プラン×敷地の方位4通り〈東西南北〉、掲載は代表4プラン)
- 基本性能:構造安全性:耐震等級3(許容応力度計算基準)/温熱環境:断熱等級6・Ua値0.46以下(5〜7地域想定)/気密:C値0.5c㎡/㎡以下
- 提供開始:2026年9月(間取り・構造・性能の詳細は2026年11月1日公開)
- 提供対象:全国の工務店・住宅会社・ビルダー
- 提供形態:買い切り型ライセンス導入
本記事はMake House株式会社の発表をもとに作成されています。
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