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アップサイクルフード協会が設立 ASTRA FOOD PLAN加納社長が理事就任

フードテックスタートアップのASTRA FOOD PLAN株式会社は、2026年7月に設立された一般社団法人アップサイクルフード協会に参画し、代表取締役社長の加納 千裕が理事に就任した。同協会は、未利用資源を活用するアップサイクルフードの普及や産業としての発展を目指し、企業や団体が連携して定義づくりや認証制度の設計などを進める団体である。2026年10月28日(水)には設立発表会が開催され、関係者らが今後の展望や課題について議論を交わした。

業界全体での課題解決を目指す協会の設立背景

食品の端材や規格外農作物などを新たな食品原料や商品へ活用するアップサイクルフードの普及には、原料の安定調達や品質および安全性の確保、共通基準の策定など、企業単独での対応が難しい課題が存在する。

こうした課題に対応するため、2025年6月に「フードテック官民協議会 アップサイクルフードワーキングチーム」が発足した。発起人企業の一社として参画したASTRA FOOD PLAN株式会社をはじめ、企業や研究機関などが議論を重ねてきた。この活動を発展させる形で、2026年7月に一般社団法人アップサイクルフード協会が設立され、認証制度の設計や事業者間の連携、市場づくりを通じて産業の発展を目指している。

設立発表会に約160名が参加し産業化へ議論

2026年10月28日(水)に東京都千代田区のMINORIWAで開催された設立発表会には、会場97名、オンライン約63名の合計約160名が参加した。

発表会では協会の活動方針や事業計画が説明されたほか、「アップサイクルフードを、文化から新しい産業へ」をテーマにしたトークセッションが行われた。セッションには農林水産省 食品ロス・リサイクル対策室、キリンビール株式会社、オイシックス株式会社、株式会社クラダシの担当者らが登壇し、商品開発や販路開拓といった産業化に向けた課題と可能性を話し合った。あわせて参加者によるグループディスカッションや、試食・交流会も実施された。

一般社団法人アップサイクルフード協会は、「アップサイクルの定義・基準づくり」「認証制度の設計」「事業環境の整備」「認知拡大・市場形成」の4つを軸に活動を進める。現在、普及や市場づくりにともに取り組む会員の企業・団体を募集している。協会の体制は以下の通り。

  • 名称:一般社団法人アップサイクルフード協会
  • 設立:2026年7月
  • 所在地:東京都府中市幸町3-5-8 東京農工大学 西東京国際イノベーション共創拠点2階
  • 代表理事:中村 慎之祐(株式会社グリーンエース 代表取締役)
  • 理事:片桐 秀樹(西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 弁護士)
  • 理事:加納 千裕(ASTRA FOOD PLAN株式会社 代表取締役社長)
  • 理事:小泉 泰英(株式会社オリゼ 代表取締役)
  • 入会に関する問い合わせ先:info@upcycled-food.jp(アップサイクルフード協会 運営事務局)

ASTRA FOOD PLANの取り組みと会社概要

理事に就任した加納 千裕が率いるASTRA FOOD PLAN株式会社は、埼玉県富士見市に本社を置くスタートアップである。食品をわずか10秒で乾燥・殺菌する装置「JOSEN」を開発し、従来はコスト面から活用が難しかった食品工場の野菜類の未利用部位や規格外農作物、飲料の抽出かすなどを食品パウダーにアップサイクルしている。同装置の販売と、装置から作られる食品原料「ぐるりこ」の販売を通じて「かくれフードロス」問題の解決を目指している。

  • 社名:ASTRA FOOD PLAN株式会社
  • 設立:2020年8月
  • 代表取締役:加納 千裕
  • 本社所在地:埼玉県富士見市鶴瀬東1-10-26
  • URL:https://www.astra-fp.com/

本記事はASTRA FOOD PLAN株式会社の発表をもとに作成。

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