神戸市キーナの森で水陸両用車イスを用いたユニバーサル木こり体験が12月に開催へ
障がいがある人もない人も誰もが一緒に楽しめるビーチづくりを目指すNPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、2026年12月13日に兵庫県神戸市北区山田町藍那にあるキーナの森にてユニバーサル木こり体験を実施します。イベントは神戸市が主催し、公益社団法人ひょうご環境創造協会と同NPOが協力して行われます。水陸両用車イスを活用した散策や伐採見学、木工などを通じて、山林で誰もが同じ時間を過ごせる場の創出を目指します。
水陸両用車イスでの散策や木工を楽しむプログラム
当日は、水陸両用車イス「ヒッポキャンプ」に乗って山の中へ入り、スタッフの後ろからのサポートを受けながら自然を散策するガイドウォークが行われます。
散策に加えて、森の手入れや木が活用される様子に触れる木の伐採作業の見学が予定されており、可能であれば参加者自身で細い木を切る体験も行われます。障がいによって自分で切るのが難しい場合もサポートを受けながら挑戦できる形式となっており、切り出した細い木をのこぎりで切ってマグネットやキーホルダー、コースターなどを制作する木工体験も実施されます。
里山保全から誰もが楽しめる森づくりへの発展
会場となるキーナの森は、手入れされずに荒れていた里山を再生し、神戸市の「生物多様性保全のシンボル拠点」として2017年に開園した森です。開園以来、市民参加の里山保全活動「もりかつ」をはじめ、木を伐採して道をつくり森を次の世代へつなぐ取り組みが続けられてきました。
同所を「誰もが楽しめる森」にすることを目指して活動が重ねられてきたものの、障がいのある人や高齢の人の参加には至っていませんでした。こうした状況を受け、公益社団法人ひょうご環境創造協会からの呼びかけに須磨ユニバーサルビーチプロジェクトが協力し、山林でも誰もが同じ時間を楽しめるユニバーサルな場をつくる運びとなりました。
主催の神戸市は、里山という空間をみんなにとって身近な自然にしたいとし、プログラムの開催は新たな挑戦であるとしています。また、普段は海を中心に活動する須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、車椅子や障がいを理由に諦める前にどうすれば楽しめるかを一緒に考え、仲間とともに新しい体験に出会える時間にしたいとしています。

- 日時:2026年12月13日(日)10時~12時半(受付開始:09:30)
- 場所:〒651-1104 兵庫県神戸市北区山田町藍那 キーナの森
- 主催:神戸市
- 協力:公益社団法人ひょうご環境創造協会・NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト
- 対象:森や山、木こり体験に興味がある方
- 定員:5組20名
- 参加費:500円
- お申込みフォーム:https://forms.gle/7qzsbcSmk223uWyY6
なお、周辺道路には歩道がないため自動車などでの来場が求められています。駐車場への出入りは左折のみとなっており、右折での出入りや入り口付近でのUターンは控えるよう案内されています。
主催・協力団体の概要
木戸俊介氏が代表を務めるNPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト(兵庫県神戸市長田区駒ヶ林町1丁目14-10ドルフ21-102、2017年11月2日設立)は、誰もが楽しめるユニバーサルデザインなビーチを普及する活動を展開しています。令和3年度からは中学社会公民の教科書にSDGs達成に向けた先進事例として掲載されているほか、Sustainable Japan Award 2026 優秀賞や官民連携アワード優秀賞などを受賞しています。
- URL:https://sumauniversalbeach.com/
本記事はNPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの発表をもとに作成しました。
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