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アイタス・ジャパン、AI Bridgeに逆走検知および速度検知機能を追加

東京都中央区に本社を置く株式会社アイタス・ジャパンは、既存の監視カメラにAI解析機能を付加する映像解析AIソリューション「AI Bridge」に逆走検知および速度検知機能を追加し、提供を開始した。本製品はONVIF対応の既存IPカメラやアナログカメラを活用するエッジデバイスで、既存設備を利用してカメラの全面的な置き換えを抑えることで、導入コストの大幅な削減を図ることができる。新機能の追加により、高速道路や一般道路、各種施設などにおける交通安全対策や安全管理への貢献が期待されている。

逆走検知と速度検知の機能を追加

逆走検知機能は、高速道路や一般道路、生活道路、駐車場、工場・物流施設などでの早期検知を支援する。国土交通省 道路局「高速道路での逆走対策」資料(2011〜2025年集計)によると、高速道路での逆走事案は2025年に297件発生し、集計を開始した2011年以降で最多を記録した。逆走事案の約2割が事故に発展しており、正面衝突などの重大事故につながりやすい実態がある。

速度検知機能は、カメラ映像から通過車両の走行速度をAIが解析し、設定した速度を超過した車両を検知・記録・通知する。道路ごとに時速30キロや40キロといった基準値を設定可能で、生活道路をはじめ構内や敷地内での走行速度把握や注意喚起に活用できる。警察庁・各都道府県警察「生活道路における法定速度の引き下げ」(令和8年9月1日施行)に示される通り、2026年9月1日に施行された改正道路交通法施行令によって中央線や車両通行帯のない一般道路(生活道路)における自動車の法定速度が時速60Kmから30Kmに引き下げられたことを受けた取り組みである。なお、本機能は交通取締りを目的としたものではなく、走行実態の把握と安全対策を支援するものとされている。

また、2026年10月より某自治体において、生活道路の走行速度の実態把握を目的とした実証実験(PoC)が実施されている。

「AI Bridge」は、検知時に管理者のPCやスマートフォンへスナップショット付きで通知を行う。警告灯やスピーカー、電光掲示板と連携することで、後続車や周辺への即時警告も可能となっている。

ハードウェア面では、「AI Bridge」1台で最大8台のカメラにAI機能を追加できる。既存設備をそのまま活かせるほか、カメラごとに異なるアプリケーションの複数設定や同時利用にも対応し、用途に応じた最適化が可能である(※リソースの制限あり)。

アプリケーションは60種類以上のラインナップが揃えられており、速度検知(NEW)や逆走検知(NEW)、ナンバープレート認識、不正駐車検知といった車両関連のほか、侵入検知、火災・煙検知、不法投棄検知、転倒検知などの監視関連、動物検知やクマ検知といった野生動物対策まで、用途に合わせて選択できる。

想定される主な活用シーン

新機能を含めた本ソリューションは、以下のような現場での活用が想定されている。

  • 高速道路・一般道:インターチェンジの出口やランプ、分岐部などに設置し、逆走を早期に把握
  • 生活道路・通学路:自治体や地域の交通安全対策として走行速度の実態を把握し、速度対策の検討に活用
  • 駐車場・商業施設:出入口での逆走や誤進入を検知し、施設内の事故を防止、場内の走行速度も把握
  • 工場・物流施設構内:構内車両の動線と走行速度を管理し、安全な運行を支援
  • 自治体・道路管理者:逆走が多発する地点や速度超過が目立つ地点に設置し、道路の安全対策を強化

株式会社アイタス・ジャパンの概要

  • 会社名:株式会社アイタス・ジャパン
  • 代表者:孫 尚郁
  • 所在地:東京都中央区日本橋馬喰町2-7-8 いちご日本橋イーストビル 3階
  • ホームページ:http://www.itus.co.jp/
  • 問い合わせ先:株式会社アイタス・ジャパン AI事業課(電話:03-5649-1161、Mail:ai-support@itus.co.jp)

本記事は株式会社アイタス・ジャパンの発表をもとに作成されています。また、記事内の高速道路での逆走事案に関するデータは国土交通省 道路局の公表資料(2011〜2025年集計)、法定速度に関する情報は警察庁・各都道府県警察の公表資料(令和8年9月1日施行)に基づいています。

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