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テンセント、AIモデルHy4を近日提供へ 海外顧客基盤は過去1年で2倍に

テンセントは2026 Tencent Global Digital Ecosystem Summit(GDES)において、AIオフィス生産性エージェントであるWorkBuddyのエンタープライズ向け機能を発表したほか、近日提供予定のHy4モデルおよびHy4 Flashの一般提供開始に先立つプレビューを行いました。あわせて、テンセントクラウドの海外のアクティブ顧客基盤が過去1年で2倍となり、AI製品やサービスに対する海外の需要が3桁の成長を遂げたことを公表しました。同社はAIモデル、WorkBuddyなどのツール、クラウドインフラを組み合わせ、企業のAI実務活用を支援していく方針を示しています。

実世界タスクに対応する新AIモデルHy4とHy4 Flash

テンセントは、実用的なAIの実現に向けて自社のAI製品やアプリケーションと共同でモデルを設計しており、Hy4の一般提供を近日中に開始することを明らかにしました。Hy4は、ロングホライズンタスクや実世界の生産性タスクにおける性能を向上させ、推論効率を高めるとともに、視覚理解機能を初めて搭載します。さらに、視覚理解機能とエージェント機能を引き継ぎながらコスト効率を高めたHy4 Flashの準備も進められています。

企業は、単一のAPIを備えた統合プラットフォームであるTencent Cloud TokenHubを通じ、Hyモデルを主要なサードパーティ製モデルとあわせて利用できます。これにより、性能やコストに応じたモデルの選択に加え、アクセス、利用状況、ガバナンス、請求の一元管理が可能となります。

WorkBuddyの海外展開と日常業務へのAI導入

3月のローンチ以降、WorkBuddyは累計90億件を超えるタスクリクエストを処理し、50を超える業種および中国トップ500企業の50%で導入されています。エコシステムには現在5万を超える開発者・パートナーと、20万を超えるスキルが含まれています。

テンセントはWorkBuddyの海外企業向け展開を進めており、広く使われているメッセージングアプリや企業システムと連携させることで、チームが日常のツール内でタスクを処理できるようにしています。海外向けにはCodeBuddy、WorkBuddy、Miora、Agent Development Platform(ADP)、MAGIC AI、Agent Runtimeの提供を開始し、中国と海外のチームが同一のAIワークベンチ上で協働できる環境を整備しました。また中国国内向けには、オフィスアプリケーションや専門業務エージェント間をまたいでタスクを調整するBuddy Oneも発表されました。

テンセントクラウドは現在、150を超える国と地域にサービスを提供しています。海外のアクティブ顧客基盤は過去1年で2倍となり、海外市場でのAI事業はエージェント型ソリューションへの需要を背景に3桁の成長を達成しました。また、グローバル展開する中国のインターネット企業の10社中9社がテンセントクラウドを利用しています。

世界各地域での協業実績および取り組みは以下の通りです。

  • 東南アジア:インドネシアの通信事業者XLSMARTにおける1,000を超えるマイクロサービスのクラウド移行を支援。TelkomselやIndosatとも協業を模索。タイのCP AXTRAとはサプライチェーン管理や財務業務の近代化を推進
  • 香港・マカオ:Hung Fook TongやFusion Bankなどを顧客に持ち、7年連続で着実に成長
  • 日本・韓国:Kakao、Com2uS、Gokko、Pokekaraなどの企業と協力
  • 欧州:決済事業者のiyzicoや東欧のEコマースプラットフォームeMAGがワークロードを移行し、ビッグデータやAI分野で協業
  • ブラジル:Extreme Digital Solutions(EDS)やPositivoと協力し、PalmAIなどのクラウドベースソリューションを提供
  • 新規パートナーシップ:Alsaif Gallery、Hoolive、OmniOps、Trukker、Infosys Solusi Terpadu、Central Retail Digitalとの提携を発表

拡大する需要に対応するため、テンセントクラウドは2026年にフランクフルト、大阪、リヤド、マレーシア、メキシコ、タイなどでインフラ容量を拡大しました。現在のグローバルインフラは25のクラウドリージョンと70のアベイラビリティゾーンにわたり、今後1年間でアジア、中東、欧州、米州でのさらなる拠点拡大が予定されています。

同社はパブリック、専用、プライベート、ハイブリッドの各環境をサポートしており、Tencent Cloud Enterprise(TCE)を通じて自社管理環境でのクラウドおよびAIネイティブ運用を可能にしています。また、サミットではAI導入の専門知識や実践経験を共有するTencent Cloud Fellow Programの第1期メンバーも迎えられました。

  • 提供領域:クラウドコンピューティング、ビッグデータ分析、AI、IoT、ネットワークセキュリティなど
  • 対象産業:ゲーム、メディア、エンターテインメント、金融、ヘルスケア、不動産、小売、旅行、運輸など

本記事はテンセントの発表をもとに作成されています。

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