学生と企業によるちよエコナッジ共創ラボ、11月7日に成果発表へ
一般社団法人千代田エコシステム推進協議会(CES)と千代田区キャンパスコンソは、千代田区および加盟大学の学生、参画企業6社とともに進めてきた「ちよエコナッジ共創ラボ2026」の最終成果発表および展示を、2026年11月7日(土)に千代田区役所で開催される「ちよだ環境フェア2026」にて実施します。
本プロジェクトは東京都「サーキュラー・エコノミーの実現に向けた社会実装化事業」に採択された取り組みで、行動科学の知見(ナッジ理論)を活かして生活者が思わず選びたくなる仕組みを産学官共創でデザインし、現場で検証・社会実装することを目指しています。
行動科学で「我慢や義務感」に頼らない環境行動を検証
千代田区は約36,000事業所(従業員数 約120万人*)が集中し、昼間人口が夜間人口の約13倍に達するビジネス街であると同時に、多くの大学が集積する学園都市でもあります。オフィス街でのランチごみや宴会時の食品ロス、家庭やキャンパスでの水・電力消費など、都心ならではの環境課題が存在しています。



従来の「環境のために我慢する」という発想にとらわれず、本年度は区内大学の学生たちが課題提供企業6社と連携し、約4ヶ月間にわたり課題分析や企画を推進しました。オフィスビルや大学キャンパス、店舗などの現場において実証実験を展開しています。
学生と企業がタッグを組んだ6つの実証プロジェクト
現場検証が行われた6つのプロジェクトとナッジアプローチは次の通りです。
- 株式会社日比谷花壇(Aチーム):持ち帰り用フラワーストラップの提案により、花を身に纏うファッションとして袋の使用削減と日常的な花需要の創出を検証
- ウォータースタンド株式会社(Bチーム):キャンパス内の給水スポット利用率向上に向け、視覚的な足跡ステッカーやキャラクターPOP、節約金額の可視化サインを設置
- 株式会社三葉ホールディングス(Cチーム):麹町三葉ビル前のキッチンカーにてリユース容器(Megloo)の循環を促進し、ストローやペットボトルのラベル等を用いたモザイクアート展示でごみ排出量を可視化
- 上野硝子工業株式会社(Dチーム):地域の歴史ある店舗跡地の窓ガラスを活用した参加型シールアンケートを設置し、シャッター街の閉塞感を和らげて歩きたくなる街並みを創出
- ライオン株式会社(Eチーム):共働き子育て世帯を対象に、子どものシール貼り意欲と親の時短・節約メリットを掛け合わせたシール台紙を展開し、すすぎ1回・0回洗剤の活用を後押し
- ワタミ株式会社(Fチーム):「三代目鳥メロ」店舗にて、持ち帰り容器とアレンジレシピを提案する三角POPによるロス削減効果や、コース改善に参加できるシール投票ポスターによる顧客ニーズの可視化と意識啓発を検証


当日は、千代田区役所本庁舎にて学生による成果発表とツール等の展示が行われます。
千代田区役所1階特設ステージでは、13:30〜14:30に成果発表会が開催され、現場での検証結果や定性・定量的な行動変容データが学生からプレゼンテーションされます(入場無料・事前申込不要)。また、1階CES出展ブースでは10:00〜16:00の間、店舗用三角POPやシール投票ポスター、給水誘導サインなど、実証実験で実際に使用されたナッジツールの実物が展示されます。
「ちよだ環境フェア2026」の開催概要は以下の通りです。
- イベント名:ちよだ環境フェア2026
- 日時:令和8年(2026年)11月7日(土)10:00〜16:00
- 会場:千代田区役所 本庁舎(1階・4階・10階)
- 所在地:東京都千代田区九段南1-2-1
- 入場料:無料(申込不要・一部ワークショップは事前申込)
- 主催:千代田区・一般社団法人千代田エコシステム推進協議会
- 出演者:WoWキツネザル氏・さかなのおにいさん かわちゃん氏・コムアイ氏
- イベント詳細URL:https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/machizukuri/kankyo/kyoiku/r8kankyo-fair.html
本記事は一般社団法人千代田エコシステム推進協議会の発表をもとに作成しました。
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