セーブ・ザ・チルドレン、妊産婦へ新生児育児用品を無償提供する事業の応募受付を開始へ
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(本部:東京都千代田区、理事長:井田純一郎)は、誕生時から「健康に、安心、安全な環境で育つ」といった子どもの権利を保障するため、新生児用育児用品を無償提供する「ハロー!ベビーボックス」2026年秋の応募受付を開始します。
経済的困難に加え、若年妊娠、多子世帯、ひとり親などさまざまな困難な状況にある妊産婦を対象としており、全国から限定 750 箱の提供を受け付けます。応募期間は 2026年9月17日(木)12:00(正午)~10月30日(金)12:00(正午)までとなっています。
新生児に必要なアイテムとお母さん用グッズをセットで提供
「ハロー!ベビーボックス」では、新生児に必要な以下の育児用品が提供されます。発送は 2026年11月末を予定しています。
- 新生児用または S サイズおむつ(おむつのサイズは選択不可)
- 無添加衣類用洗剤
- ベビーソープ
- おしりふき
- 新生児用肌着セット
- 入浴布
- ガーゼハンカチ
- 体温計
- ガラガラ
- お母さん用リラックスグッズ など
※内容物については変わる可能性があります。数に限りがあり、限定 750 箱となります。
応募対象と3つの条件
対象地域は全国で、日本国内に居住し、以下の1~3の条件をすべて満たす世帯が応募できます。外国籍や在留資格が不安定な場合も応募が可能です。
- 応募締め切り時に妊娠 22 週(安定期)以降~産後 1 ヶ月程度であること(ボックス内の紙おむつが新生児サイズまたはSサイズのため。応募時に産後の場合、到着時に新生児サイズが小さい可能性があります)。
- 次のいずれかに当てはまること。
- A. 若年妊娠(20歳未満の妊娠)または学生(妊娠後に中退・退学された方、20 歳以上の方も含む。26歳以上の学生は学生証に加え収入証明書類が必要。児童扶養手当利用者は児童扶養手当証書が必要)
- B. 多子世帯(妊娠中の子を含め、18歳未満の子どもを3 人以上扶養している。双子は2人と数えるが、1世帯につき1箱の場合あり)
- C. 応募時点で未婚またはひとり親
- D. 妊産婦に知的障害・精神疾患がある(障害者手帳の有無は不問)
- E. 難民申請中・仮放免中・避難民など在留資格が不安定で公的制度を利用できない
- F. その他上記以外で新生児用品の準備が困難で支援を必要とする(Fのみ該当の場合は応募者多数の際に対象外となる可能性あり)
- 世帯収入が目安額以内であること(非課税世帯年収プラス 20 万円程度。生活保護受給世帯も応募可能。目安額を超える場合も応募可能だが目安額以内を優先して選考。配偶者・パートナーがいる場合は2人分の年収で確認。世帯人数にお腹の子どもは含まれません)。
背景にある妊産婦の経済的困難
セーブ・ザ・チルドレンが 2026年3月に公表した「新生児育児用品支援事業「ハロー!ベビーボックス」2025年秋応募時アンケート調査結果報告書」によると、妊娠中または乳幼児を育てる経済的に困難な状況にある世帯への調査では、保護者の半数が無職、貯金額0円でした。妊娠中から産後にかけて希望する支援として最も多かった回答は、紙おむつやおしりふき、離乳食(レトルト)などの消耗品の定期的な受け取りでした。
国は2023年より出産・子育て応援交付金を実施し、2025年4月からは「妊産婦への伴走型相談支援と経済的支援の一体的実施」を開始したものの、同団体は経済的に困難な状況にある世帯への支援が十分ではないとして、育児用品の提供支援を継続しています。
応募方法と問い合わせ先
応募はオンラインフォームで受け付けています。インターネット環境がなく郵送やFAXを希望する場合は問い合わせが必要です。
- オンライン応募フォーム:https://43bc8518.form.kintoneapp.com/public/26scj3apppbcaut
- 詳細案内ページ:https://www.savechildren.or.jp/lp/hellobb/
- アンケート調査結果報告書(2026年3月発表):https://www.savechildren.or.jp/news/publications/download/report-hbb2025Autumn.pdf
【問い合わせ先】
- 公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 国内事業部 「ハロー!ベビーボックス」 担当
- 問い合わせフォーム:https://43bc8518.form.kintoneapp.com/public/26scj3inqaut
- E-mail:japan.hello-baby@savechildren.or.jp
セーブ・ザ・チルドレンは2010年から日本の子どもの貧困問題解決に取り組み、「子ども給付金 ~新入学サポート~」や「子どもの食 応援ボックス」などの直接支援を展開しています。「ハロー!ベビーボックス」は2022 年 5 月に開始され、これまで9回実施し、自治体や支援団体などへの提供を含め計6,323箱を提供しています。
本記事は公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの発表をもとに作成されています。
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