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田中精密工業とRelic、共創プログラムTANAKA IGNITEを開始へ

株式会社Relicと田中精密工業株式会社は、スタートアップや大学・研究機関が有する先端技術の製品化・事業化を推進する共創プログラム「TANAKA IGNITE」を開始します。田中精密工業が培ってきた精密加工や量産設計、品質保証の技術基盤と、Relicの新規事業開発やディープテック領域における事業化支援の知見を融合させ、革新的な技術の社会実装を目指します。

投資と有償検証の2枠組みで社会実装を支援

TANAKA IGNITEでは、技術や事業の成熟度、協業目的に応じた2つの連携枠組みが用意されます。

出資を通じた事業共創を行う「TANAKA IGNITE VENTURES」は、田中精密工業の事業戦略と親和性があり、先端技術で新たな市場価値創出を目指すスタートアップを対象に出資を検討します。出資後は、技術や製品の共同開発、量産化を見据えた設計・製造面の協力、販路開拓などを検討し、中長期的な企業価値向上を目指します。

もう一つの「TANAKA IGNITE PROGRAM」は、田中精密工業が顧客として技術や製品を有償で導入・検証する枠組みです。製造現場や事業課題を起点に、実際の利用と対価の支払いを前提とした検証を行うことで、技術の事業的な価値を確認します。

これら2つのプログラムは併用可能で、有償検証から出資や資本業務提携へと段階的に連携を深めることも想定されています。

熱マネジメントやフィジカルAIなど4領域を重点対象に

本プログラムの重点領域は、「熱マネジメント」「フィジカルAI」「ロボティクス」「その他のディープテック・アカデミア」の4領域です。AIデータセンターの高性能化やモビリティの電動化に伴い需要が高まる高度な熱制御技術や、精密機構部品、次世代製造技術などを対象とします。

募集は通年で行われ、国内外のスタートアップのほか、大学・研究機関や起業前の研究者からの応募・相談も受け付けます。

両社の知見を活かした共創の背景

ディープテック領域における研究成果の事業化には、技術的性能の実証に加え、製造工程の再現性や品質保証、安定供給、多額の資金などが求められます。優れた技術であっても、製造パートナーや初期顧客との接点不足により市場投入に時間を要する課題が存在していました。

今回の取り組みにおいて、田中精密工業株式会社 事業戦略室 室長の髙田 智哉 氏は「外部パートナーとの共創を通じて、先端技術の可能性を迅速かつ柔軟に検証し、実用化・事業化へとつなげることで、次の時代を支える新たな成長ドライバーの確立に挑戦してまいります」としています。

また、株式会社Relic 執行役員 ディープテックイノベーションセンター長の金子 佳市は、田中精密工業が投資家、顧客、製造パートナーという複数の立場から事業化を支援し、研究開発から社会実装までを一貫して推進する姿勢を示しています。

参画企業の概要

田中精密工業株式会社(本社:富山県富山市婦中町島田328番地、代表取締役 社長執行役員:田中 英一郎)は1948年創業、1957年10月1日設立の企業です。自動車部品やオートバイ部品などの製造販売を手がけ、長期経営計画「Next35」のもとで既存事業の強化と新価値創出に取り組んでいます。

  • コーポレートサイト:https://www.tanasei.co.jp/

株式会社Relic(本社:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー19F、代表取締役CEO:北嶋 貴朗、代表取締役CTO:大庭 亮)は2015年8月設立の事業共創カンパニーです。新規事業開発支援やオープンイノベーション事業を展開し、ディープテックイノベーションセンターを中心に先端技術の事業化を支援しています。

  • コーポレートサイト:https://relic.co.jp
  • 問い合わせ先(担当:金子):TEL 03-6455-0735 / E-MAIL info@relic.co.jp

本記事は株式会社Relicの発表をもとに作成されています。

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