タイガー魔法瓶の蒸気レス電気まほうびん、経産省の+あんしん制度を受賞
タイガー魔法瓶株式会社(CEO:菊池嘉聡、本社:大阪府門真市)の「蒸気レスVE電気まほうびん」(PIG-H300 他 蒸気レス<とく子さん>シリーズ)が、経済産業省の令和8年度「+あんしん制度」を受賞した。同社としては、昨年の蒸気レス電気ケトルPCV型 PTV型に続き、2年連続での受賞となる。

事故リスク低減を評価する「+あんしん制度」
経済産業省の「+あんしん制度」は、消費者が自ら安全・安心な製品を選択できるよう、誤使用や不注意による製品事故のリスク低減に資する機能や工夫を備えた製品を評価し、リスク低減の効果が認められた製品にロゴマークなどの表示を行う制度である。
審査員は、湯沸かし時に発生する高温の蒸気を本体外へ出さない独自の構造により、使用者が不意に蒸気へ触れることによるやけどのリスクを低減している点を評価した。蒸気レスセンサーと蒸気キャッチャーを組み合わせた機構について、実際の試験でも蒸気によるやけどのリスク低減効果が確認されており、製品の安全性向上につながる取り組みであるとしている。


受賞の対象となった技術は、蒸気を外に出さないタイガー魔法瓶独自の「蒸気キャッチャー構造」である。蒸気孔から出る高温の蒸気に触れてやけどをするおそれをなくすことで、置き場所を選ばずに使用できる設計となっている。

仕組みとしては、まず搭載された蒸気レスセンサーが沸騰を素早く感知し、最小限の蒸気発生に抑える。湯沸かし時に発生した蒸気は蒸気取込口から入り、ふた内部の蒸気キャッチャーに受け止められ、冷却経路を通って冷却される。冷やされた蒸気は結露して水滴となり、元の通路を通って内容器に戻る流れとなっている。なお、給湯ロックボタンがロック状態になっていても、本体を傾けたり倒したりすると注ぎ口からお湯が流れてやけどのおそれがあるとしている。


「蒸気レスVE電気まほうびん」シリーズには、安全技術のほかにも省エネや利便性に配慮した機能が備わっている。


- 高真空2重瓶(VEまほうびん構造・ステンレス製)により、通電を切っても保温が可能。プラグを抜いて2時間後も約90度以上を保つ(プラグを抜くと時間経過とともに冷める仕様)。VEはVacuum(真空)+Electric(電気)の略称。
- 設定温度(98・90・80・70)になると湯沸かしを終了する省エネコースを搭載。2時間以上キー操作がない場合は設定温度より約5度下げて保温を行う(PIW-A型は70度保温に非対応、沸騰前にヒーターを切り約98度で終了する仕様)。
- 電源のない場所でもプラグを外して注げるエアー給湯と、通電時の電動給湯を使い分けられるコードレスエアー給湯を採用(対象品番:PIG-H / PIM-H / PIM-N / PIS-G / PIS-N / PIW-A)。
- 電動給湯は料理向けの「たっぷり給湯」と、少量注ぐ際の「ゆっくり給湯」の2段階から選択可能(全品番対象)。
今回の受賞対象品番は、PIG-H300、PIM-H220/300、PIM-N220/300、PIS-G220/300、PIS-N220/300、PIP-G220/300、PIW-A220/300となっている。
本記事はタイガー魔法瓶株式会社の発表をもとに作成。
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