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中小企業・中堅企業の経営・管理層149人に調査、63%が従業員の生成AI利用状況を十分に把握できず

中小企業の生成AI利用状況、把握不足が63% 専門家相談はルール作成が最多 CATEGORY: ビジネス

AI活用やDX推進支援などを手掛けるMulti Support Consulting(マルチサポートコンサルティング)は、中小企業・中堅企業で経営・管理に携わる30〜60代のうちAI・DXの提案を受けた経験がある149人を対象に、「中小企業のAI活用におけるルール・リスク対策に関する実態調査」を実施しました。調査の結果、従業員の業務における生成AI利用状況について63%が十分に把握できていないと回答したことが明らかになりました。また、利用にあたっての不安や社内ルール整備の難しさ、専門家に相談したい項目などについても結果が公表されています。

生成AI利用状況の把握は37%にとどまる

従業員が業務で生成AIをどの程度利用しているか尋ねたところ、「あまり把握できていない」が52.3%、「ほとんど把握できていない」が10.7%となり、合わせて63%が十分に把握できていないと回答しました。一方で「だいたい把握している」は33.6%、「正確に把握している」は3.4%で、合わせて37%にとどまりました。

自社従業員の生成AI利用状況を十分に把握できていないと感じる経営・管理層が多い傾向が示されています。

業務利用の不安は「情報の正確性」が最多

生成AIを業務で利用する際に不安に感じることについては、「AIが生成した情報の正確性」が104人で第1位となりました。次いで「機密情報や個人情報が外部に漏れること」が95人で第2位、「従業員が不適切な使い方をすること」が84人で第3位でした。さらに「著作権・知的財産権に関する問題」が54人で第4位、「問題が起きたときの責任の所在」が53人で第5位となりました。

生成AIが出力した情報の正確性だけでなく、情報漏えいや不適切な利用、権利関係の問題も懸念されている状況がうかがえます。

社内でAIの利用ルールを整備するうえで難しいと感じることでは、「法的なリスクを判断できない」が82人で最多でした。続いて「社内に詳しい人材がいない」が71人で第2位、「決めても守られるか不安」が52人で第3位となりました。「何を決めればよいかわからない」と「部署ごとに使い方が違い統一できない」は、いずれも46人で第4位となっています。

法的な判断の難しさに加え、専門人材の不足や運用の実効性、部署間での調整などが課題として挙げられています。

専門家への相談要望はガイドライン作成がトップ

AI活用について外部の専門家に相談したいこととしては、「社内のAI利用ルール・ガイドラインの作成」が75人で最も多い結果となりました。次いで「情報セキュリティ対策の確認」が69人、「個人情報・機密情報の取り扱い」が65人、「自社に合ったAI活用方法の整理」が54人でした。

AIの活用方法そのものだけでなく、ルール整備や情報管理など、業務利用を安全に進めるための支援が求められている傾向が見て取れます。

調査概要と会社概要

【調査概要】

  • 調査名:中小企業のAI活用におけるルール・リスク対策に関する実態調査
  • 調査期間:2026年10月8日〜2026年10月22日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:中小企業・中堅企業で経営・管理に携わる30〜60代の方(AI・DXの提案を受けた経験がある方に限定)
  • 調査人数:149人(データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります)
  • 回答者属性:男女比は男性63.1%、女性36.9%。年齢層は30代が38.3%、40代が42.3%、50代が16.1%、60代が3.4%

【会社概要】

  • 会社名:Multi Support Consulting(マルチサポートコンサルティング)
  • 代表:佐久間 篤夫
  • 所在地:東京都千代田区九段南3-9-1九段サザンビル2階
  • 事業内容:事業経営の伴走支援、AI活用・DX推進支援、組織運営の課題解決、トラブル・紛争の解決
  • URL:https://www.multi-support.jp/

本記事はMulti Support Consulting(マルチサポートコンサルティング)の発表をもとに作成しました。

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