ワークデザインラボおおすみ、経産省の地域の人事部支援事業に3年連続採択
一般社団法人Work Design Labの関連会社である株式会社ワークデザインラボおおすみが、経済産業省「令和8年度地域の中堅・中核企業支援事業補助金(地域の人事部支援事業)」(A.右腕人材枠)に採択された。事業名は「かのや複業継業ラボ」で、令和6年度から3年連続の採択となる。Work Design Labは連携組織として、都市部人材への情報発信や都市部でのイベント開催を担う。

「地域の人事部」は、地域の企業群が自治体・金融機関・教育機関などの関係機関と一体となり、経営戦略の実現を担う人材の確保・育成・定着に取り組む経済産業省の推進事業である。令和8年度の支援事業では全国で31件が採択され、本事業はそのうちの右腕人材枠(18件)に選ばれた。
鹿児島県の大隅半島のほぼ中央に位置する鹿屋市は、畜産や農業など農林水産業が産業の基盤を形成している。一方で経営者の高齢化が進み、後継者が決まっていない企業が多く、外部人材と出会う機会や承継に向けた準備が不足していることが課題となっている。
「かのや複業継業ラボ」は、鹿屋市の自然資源に根差した地域企業に対し、都市部の複業・継業志向の人材を「複業継業人材(右腕人材)」として発掘・育成する取り組みである。3か月の幹部インターンシップを通じて経営者の伴走者として受け入れ、3〜5年をかけて経営幹部・事業責任者・第三者承継候補へと育てる後継者育成の仕組みを目指す。


本事業では、以下の取り組みを一体的に実施する。

- 発掘:都市部ではWork Design Labのネットワークを活用したイベント、鹿屋市側では経済団体と連携した地域企業向けセミナーを開催する。
- 育成:都市部人材が鹿屋市を訪れる現地ツアーや経営者との対話、事業現場の視察を行う。地域企業向けには勉強会を開催し、経営課題の整理と右腕人材への期待の具体化を進める。
- マッチングと定着化支援:合意のもとで約3か月の幹部インターンシップ「おためし複業プロジェクト」を実施する。WDLおおすみが中間支援者として進捗管理や期待値の調整を行い、終了後は継続的な複業契約や経営参画への可能性を整理する。

鹿屋市におけるこれまでの取り組み
WDLおおすみは2021年の設立以来、鹿屋市と連携して都市部の複業人材と地域企業をつなぐ取り組みを重ねてきた。

- 令和5年度:九州経済産業局「地域の人事部」モデル地域に選定され、鹿屋市役所や鹿屋商工会議所と連携して機能の構築・強化に取り組んだ。
- 令和6年度:「かのやサーキュラー人材プラットフォーム」として複業マッチングや若手人材向けの越境留学プログラムなどを試行し、鹿屋市の企業において公認アンバサダー制度をつくり10名が参加・活動を開始した。
- 令和7年度:「かのやネイチャー右腕人材ラボ」を構築し、自然資本事業に関心を持つ都市部人材と地域企業の間で3社・3名のマッチングが成立して活動を継続している。
関係者コメント
株式会社ワークデザインラボおおすみ代表取締役の岡本 雄喜氏は、「地域企業と人材が時間をかけて関係を育み、新たな挑戦や事業承継が生まれる仕組みを、鹿屋からつくっていきます」とコメントしている。
また、連携組織である一般社団法人Work Design Lab代表理事の石川 貴志氏は、頼まれたことを手伝うだけの複業では課題解決後に地域との関わりが終わってしまう現実に触れ、都市部で働く人のキャリアと地域企業の未来が一つの線でつながる仕組みを、WDLおおすみとともに鹿屋から全国へ広げていくとしている。
組織概要
株式会社ワークデザインラボおおすみ
- 代表者:代表取締役 岡本 雄喜
- 設立:2021年5月
- 所在地:鹿児島県鹿屋市下高隈町5454-11
- URL:https://wdl-osumi.com/
一般社団法人Work Design Lab
- 代表者:代表理事 石川 貴志
- 設立:2013年8月
- 所在地:東京都中央区築地4丁目3-8登喜和ビル5F MONZ SPACE
- URL:https://work-redesign.com/
本記事は一般社団法人Work Design Labの発表をもとに作成しています。
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