ウィルPMインターナショナル、育成課題に向けたAIと行動科学の資料を公開
株式会社ウィルPMインターナショナルは2026年10月23日、人事・育成責任者および管理職向けのホワイトペーパー「AI×『キャリア自律・スキル開発』の行動科学 〜1on1が成長につながらないという課題へ、科学的アプローチ〜」を公開しました。本資料は、社員の意欲に頼らずに行動変容を生み出す仕組みづくりを、行動科学マネジメント®の視点から整理した全7ページの構成となっています。AIを本人の自律的な成長を支える補助と位置づけ、関係者の役割分担や記録の取り扱い、導入手順などを解説しています。

行動科学の視点から育成の形骸化に対処
人的資本経営への関心が高まる中、研修の受けっぱなしや、業務報告で終わってしまう1on1ミーティング、精神論による指示といった課題が現場で見られます。行動科学マネジメント®では、人間の行動はきっかけや指示と、行動後に得られる結果によって左右されると考えます。そのため、意識を変えようとするのではなく、成果につながる行動を具体的に示し、実行を認めて伝える仕組みが必要とされています。
AIが一方的に学習内容を指示すると社員が受け身になる恐れがあることから、同資料ではAIを決定者ではなく本人の選択を支える補助として位置づけています。
自律的な選択と実務への接続
資料では、AIが提示した複数の学習行動の選択肢から本人が理由を添えて選び、上司と合意して実行に移す流れを提示しています。本人が自分で行動を決めることも可能で、AIは情報の整理や提案、振り返りの補助を担い、決定や評価は行いません。
また、学習を実務の成果へつなげるため、学んだ内容を業務で試す行動までを一連の流れとして扱います。管理職のフィードバックについても、どの行動がいつどう役に立ったのか、次に何をすべきかといった内容の質を重視し、AIによる称賛も根拠となる記録と日付を示す設計としています。なお、学習時間の確保や業務量の調整などは、会社と管理職が整える条件として位置づけられています。
小さく始める導入手順と効果の測定
導入にあたっては、1on1やチャットの記録をAIが扱う際の分析範囲や閲覧権限、人事評価への利用といった設計例を示しています。効果測定は学習回数だけでなく、実務で試した割合や成果物の変化、本人の選択・提案の増加、フィードバック内容の5つの指標で確認することを挙げています。
導入の手順として、5〜10名程度の1部署で4週間試す進め方を紹介しています。週1回のペースでAIによる提案と本人の選択、振り返りを行うイメージです。なお、資料内のAIの働きは活用構想であり、実装状況はツールにより異なるため、導入前の確認事項も整理されています。
公開されたホワイトペーパーの概要および関連講座は以下の通りです。
- 名称:AI×「キャリア自律・スキル開発」の行動科学 〜1on1が成長につながらないという課題へ、科学的アプローチ〜
- 対象:人事・育成責任者、管理職
- ページ数:全7ページ
- 公開日:2026年10月23日(金)
- 料金:無料
同社では自社への適用を検討する担当者向けに無料相談会(https://will-pm.jp/contact/)を実施するほか、以下の講座の開催を予定しています。
- 2026年11月19日(木)09:30-12:30:「教える技術」3級講座
- 2026年11月25日(金)13:00-14:00:AI時代、これからの管理職に求められること ~仕事の任せ方・人の育て方・チームの動かし方をアップデートする60分~
同社は今後も、行動科学とAIを組み合わせた研修やコンサルティングを提供していくとしています。
- 株式会社ウィルPMインターナショナル
- 所在地:東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル27F
- 代表者:石田淳
- 設立:2005年7月
- 事業内容:人材育成に関わる研修・コンサルティング支援
- URL:https://will-pm.jp/
本記事は株式会社ウィルPMインターナショナルの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



