データ入力代行の料金公表は51.9% ゴムマリが52社の公式サイトを調査
ゴムマリ株式会社は、データ入力代行を手がける企業が公式サイト上で料金をどの程度公表しているかについての調査結果を発表した。比較サイトの一覧に掲載されている企業の中からデータ入力を自社サービスとして示し、公式サイトを確認できた52社を調べたところ、トップを含む1社3ページまでに料金を掲載していたのは27社(51.9%)だった。調査では掲載されていた名刺1枚やテキスト1文字あたりの単価に加え、最低受注金額の実態なども明らかにされている。
業務代行会社ほど料金非掲載の傾向、専業や事務代行は掲載多数

調査は2026年10月19日から2026年10月20日にかけて、比較ビズ、起業LOG、ミツモア、BOXILの一覧に載る123社から、データ入力を自社のサービスとして示していた57社を対象に実施された。公式サイトを読めた52社のうち、データ入力の料金(単価・パックや月額のプラン・事例の金額)を掲載していたのは27社(51.9%)で、記帳の代行やソフトの利用料など別サービスの価格のみを載せていたのが6社、料金の記載が無かった会社は19社だった。
業態別に見ると、データ入力を含む業務の代行(BPO)を請ける会社では21社のうち3社しか料金を載せていなかった。一方で、データ入力を専業とする会社では11社のうち9社、月額や時間のプランで事務を代行しその例にデータ入力を挙げる会社では19社のうち15社が掲載していた。料金を載せていた27社のうち、名刺1枚や1文字の単価を記載していたのは12社で、記載がなかった15社のうち14社は事務を代行する会社だった。

なお、同社が同月に同じ方法で調べた比較・紹介サイト掲載のAI開発会社では63社のうち2社(3.2%)、業界団体の正会員でネット調査を請ける市場調査会社では47社のうち12社(25.5%)が料金を掲載していた。
名刺1枚の中央値は33.5円、1文字入力は0.5円
名刺の入力について、名前・会社名・住所・電話番号などを含む8〜10項目の名刺1枚の価格を記載していたのは8社で、価格帯は21〜61円、中央値は33.5円だった。入力項目数によって価格設定を分ける会社もあり、ある会社では10項目の価格が3項目の2.4倍となっていた。
冊子や帳票の文字を打ち込むテキスト入力の1文字の価格を書いていたのは10社で、0.25〜1円、中央値は0.5円だった。下端の0.25円は活字の原稿を月100万文字以上依頼する場合の価格となっている。価格に付けられた原本の条件は、活字が3社、文字を機械で読み取れる原本が1社、手書きが1社で、5社は条件を記載していなかった。手書きと、活字または機械で読み取れる原本の両方の価格を記載していた2社では、手書きの価格が2〜2.6倍に設定されていた。
いずれの数値も各社表記のままで税別・税込は統一されておらず、下限や目安の数字であり相場や実際の取引金額ではないとしている。
最低受注金額の設定により少量発注では請求額に開き
単価を記載していた12社のうち5社は、注文合計が一定額に満たない場合に請求される最低受注金額を記載していた。設定金額は3万〜9.5万円で、このうち1社は名刺入力のみの注文に対して1.2万円という個別の設定を設けていた。
名刺1枚の価格と最低受注金額の両方を記載していた3社を対象に、名刺500枚(8〜10項目)を依頼したと仮定して計算した場合、単価に枚数を掛けた金額は1.05万〜1.55万円となるものの、いずれも最低受注金額に届かず、実際の請求総額は1.2万〜9.5万円となり約7.9倍の開きが生じる。この3社において単価掛けの計算が最低受注金額を上回る境目は、約570〜3,650枚からだった。
ゴムマリ株式会社の代表取締役である村山悠太は、「量の少ない入力を外に出すときは、単価の安さより先に、自分の頼む量で請求がいくらになるかを確かめる必要があります」としたうえで、料金の数字と並べてどこまで確かめて納品されるかも外注先に確認すべきだという見解を示している。
会社概要
- 社名:ゴムマリ株式会社
- 所在地:東京都
- 代表者:代表取締役 村山悠太
- 設立:2025年5月
- 事業内容:FDE(お客様の現場に入り込み、AIエージェントを作る)による、専門業務AI-BPO・AIエージェント導入・プロダクト・開発と検証と診断
- URL:https://gomumari.com/
本記事はゴムマリ株式会社の発表をもとに作成。
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