結婚生活の悩みと満足度の関連に男女差 ナレソメ総研が既婚者399名に調査
結婚相談所「ナレソメ予備校」を運営する株式会社ナレソメの「ナレソメ総研」は、既婚男女399名を対象に実施した「既婚者対象:結婚生活に関する調査2026」の結果を2026年9月6日に公開しました。調査では生活上の悩みと「夫婦関係満足度」「家庭生活満足度」「自身の幸福度」の相関を男女別に分析しており、悩みの結びつき先に男女差がある可能性が示されています。


男性の悩みは個人の幸福度と結びつきやすい傾向
調査において生活上の悩みと各種指標の関連を分析したところ、結婚初期(1〜2年目)の男性では「ワーク・ライフ・バランス(WLB)」の悩み(相関係数-0.46)や「家計」の悩み(相関係数-0.42)が「自身の幸福度」と比較的強く関連していました。同期間の男性における夫婦関係や家庭生活の満足度との相関係数は-0.34〜-0.38となっており、男性にとっては夫婦仲そのものよりも、個人の幸福感と結びつきやすい傾向がうかがえます。


家計やWLBに悩む男性は家事・育児負担の認識が高い



家事・育児全体を10とした場合の自身の負担割合について、悩みの強さ別に比較したデータでは以下の結果となりました。
- 「家計」の悩みが弱い男性は4.45、強い男性は5.35
- 「ワーク・ライフ・バランス(WLB)」の悩みが弱い男性は4.74、強い男性は5.32
ワーク・ライフ・バランスの悩みが強い男性は、自身が家事・育児の半分以上を担っていると認識していることが明らかになりました。また、これらの層ではキャリア満足度や自己決定感が低い傾向もみられています。
女性の「家事・育児」の悩みは夫婦関係や家庭生活満足度と関連
一方、女性においては生活上の悩みと個人の幸福度との関係は弱い傾向がみられました。特に「家事・育児」の悩みについては、夫婦関係満足度との相関係数が-0.40(結婚1〜2年目)、家庭生活満足度との相関係数が-0.45(結婚3〜9年目)となり、家族との関係性と結びつきやすい結果となっています。
恋愛心理学者の山崎敬太は、男性は仕事と家庭の両立という理想の未実現が幸福感の低下につながり、女性はパートナーと協力し合える関係を十分に築けていない思いが関係への不満として表れる可能性があると分析しています。
調査概要
- 調査方法:インターネットによるアンケート調査
- 調査期間:2026年7月2日(木)〜7月8日(水)
- 調査対象:既婚の男女
- 回収サンプル数:399名(男性113名・女性286名)※結婚10年目以降の男性11名・女性47名を含む
本記事は株式会社ナレソメの発表をもとに作成しました。
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