ユームテクノロジージャパンとK&Iパートナーズ、顧客対応のAIトレ支援で業務提携
AI活用学習プラットフォーム「UMU」を提供するユームテクノロジージャパン株式会社は、株式会社K&Iパートナーズと業務提携を開始した。セールスやコールセンター、ヘルプデスクなどの領域において、AIを活用した実践型トレーニング支援を提供する。あわせて、顧客対応部門やインサイドセールス部門を持つ企業を対象に、限定5社で2週間の無償トライアルを実施する。
体系化された技能とAIによる練習を連携
K&Iパートナーズは、一般社団法人CSスペシャリスト検定協会から委託を受け、厚生労働省の団体等検定制度に認定申請中である「顧客電話対応能力検定」の設計・開発を支援してきた。この検定設計の過程において、厚生労働省の手法に基づき電話による顧客対応に必要な技能を抽出・体系化した共通コードが「Skill-ID(技能ID)」である。
今回の協業では、Skill-IDによる技能評価と「UMU AIロープレ」を組み合わせ、顧客対応に必要な技能を体系的に育成する仕組みを提供する。対話に必要な技能とその使用順序を明確にし、AIロープレを活用して実践練習を行うことで、経験豊富な指導者が持つ対話設計の専門知を、個人の経験に依存しない体系的な技能教育へと展開することを目指している。金融や製造、インフラなど幅広い業種の顧客対応部門やインサイドセールス部門での活用を想定している。
経験依存からの脱却とカスハラ義務化への対応
顧客対応の現場では、品質評価が点数の算出にとどまりやすく、具体的な技能改善や教育につなげることが難しい点が課題とされてきた。また、優れた対応技能はベテラン担当者の知識や判断に依存しやすく、実践方法を明確に示すことが困難な状況にあった。
Skill-IDでは、職務工程ごとに技能を整理し、定義と要点を明確化している。実際の対応において技能の使用状況や顧客の反応、状態の変化を根拠に評価することで、不足している技能や改善すべき対話の進め方を具体的に示すことが可能となる。
加えて、技能習得には反復練習が不可欠であることに加え、2026年10月1日には事業主に対してカスタマーハラスメント対策が義務化される予定となっており(※1)、困難な場面に備えた実践的練習の重要性が高まっていることも背景にある。
協業に対する両社代表のコメント
K&Iパートナーズ代表取締役 商品開発責任者の石川 かおる氏は、「Skill-IDによって明らかになった技能を、AIロープレによる反復練習を通じて実践力へと変えられると考えたからです」と協業の意図を語っている。
また、ユームテクノロジージャパン代表取締役の松田 しゅう平氏は、Skill-IDで判明した不足技能を翌日からAIロープレで繰り返し練習できる「評価から練習までの近さ」が今回の協業の価値であると述べている。
無償トライアルの概要と会社情報
今回の提携に伴い、無償トライアルが実施される。
- 対象:顧客対応部門、インサイドセールス部門を持つ企業 限定5社
- 申込期限:2026年11月30日(月)まで
- トライアル実施期間:2週間
- 費用:無償
- 提供資料:対話データサンプル、トレーニング教材(任意)
- 申込方法:https://www.umu.co/download-doc/ki_umu_2026
関連企業の概要は以下の通り。
株式会社K&Iパートナーズ
- 本社:〒163-0066 東京都世田谷区成城2-34-13
- 代表者:代表取締役 商品開発責任者 石川 かおる
- 設立:2009年
- 事業内容:人材育成研修、CS教育コンサルティング、コールセンター受託業務、営業・窓口サービス研修ほか
- URL:https://www.kandi-pt.net/
ユームテクノロジージャパン株式会社
- 本社:〒160-0022 東京都新宿区新宿 4-1-6 JR新宿ミライナタワー 18階
- 代表者:代表取締役 松田 しゅう平
- 設立:2018年2月9日
- 事業内容:インターネットテクノロジーを利用した教育ラーニングプラットフォームの販売
- URL:https://www.umu.co
※1:厚生労働省「令和7年労働施策総合推進法等の一部改正について」(2026年10月1日施行) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/zaitaku/index_00003.html
本記事はユームテクノロジージャパン株式会社の発表をもとに作成。厚生労働省の公表情報も参照。
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