ライク、海外初のにじいろ保育園BSDをインドネシアに2026年10月オープンへ
保育や人材、介護の事業を展開するライク株式会社の現地法人PT. LIKE GLOBAL INDONESIAは、ライクグループとして海外初となる保育施設にじいろ保育園BSDを、インドネシアのバンテン州BSDシティに2026年10月26日(月)にオープンする。共働き世帯の増加により保育ニーズが急増している同国において、安全性と教育環境を兼ね備えた日本式保育を提供する。国内で培ったノウハウを活かし、現地の社会課題解決や子育て環境の向上に貢献していくとしている。

急増する保育ニーズと深刻な施設不足
インドネシア、特にジャカルタ周辺では、急速な経済成長に伴う中間層の共働き世帯増加や住宅のコンパクト化により、子育て環境が変化している。従来の家庭でナニー(ベビーシッター)を雇う形式から、幼児教育への関心の高まりも背景に、安全性と教育機能を備えた保育施設へのニーズが急増しているという。
一方で、インドネシア中央統計庁のデータ(ジャカルタの年齢階級別人口統計)によると、ジャカルタに暮らす5歳未満の子どもは約79万9,000人に上るのに対し、SUBBAGIAN HUMASの公表資料によれば認可されたデイケア施設はわずか46施設にとどまるなど、深刻な保育施設不足が課題となっている。さらに2024年には企業へ従業員の保育サービス利用環境の確保を求める法制度が整備されるなど、需要は今後さらに拡大する見込みとされている。


国内で410ヶ所以上の保育施設を運営してきた実績を持つライクグループは、現地文化に寄り添った新しい子育てインフラを構築するため、海外進出の第一弾としてインドネシアでの開園を決定したとしている。
日本品質を担保する研修体制と自園調理
インドネシアには日本のような保育士の国家資格制度が存在しないため、現地スタッフには日本の保育士資格制度を参考とした専門研修を実施する。あわせて日本の「にじいろ保育園」での実地研修も行い、日本の厚生労働省基準に準拠した安全衛生マニュアルを現地で徹底する。
食育面では「育てる・つくる・食べる・知る」をテーマに掲げ、施設内の厨房で毎日手作りした温かい食事を提供する。日本の伝統的な「一汁三菜」を基本とし、安全な陶器の食器を使うことで食事のマナーや食への関心を育む。
施設環境には自然素材を用いた空間を整え、ごっこ遊びや自然との触れ合いなど、創造性や社会性を育む遊びの機会を提供する。保護者との連携には連絡ノートやアプリを活用し、細やかなコミュニケーションを図っていく方針だ。
現地法人の概要
- 会社名:PT. LIKE GLOBAL INDONESIA
- 設立:2026年3月
- 所在地:インドネシア、バンテン州タンゲラン県
- 資本金:100億ルピア
- 代表取締役:ABRAHAM KRISNA
- 取締役:岡本泰彦、斉藤智和
- 監査役:石井大介
- 事業内容:保育施設(デイケア)に関する教育事業
親会社であるライク株式会社(会社概要の表記では商号:ライク式会社)は、東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティ ウェスト17階に東京本社を構え、代表取締役会長兼社長 グループCEOを岡本 泰彦が務める。子育て支援サービス事業、総合人材サービス事業、介護関連サービス事業を営む事業会社を傘下に持つ持株会社として展開している。
- 設立:1993年9月
- 資本金:1,548百万円
- URL:https://www.like-gr.co.jp/
本記事はライク株式会社の発表をもとに作成。また、本文中の統計情報はインドネシア中央統計庁およびSUBBAGIAN HUMAS(https://jakarta.bpk.go.id/wp-content/uploads/2025/05/Rm-3.pdf)の公表資料に基づいています。
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