コマースロボティクス、Air Logiの荷姿管理機能を2026年12月に提供へ
株式会社コマースロボティクスは、クラウドWMS「Air Logi(エアロジ)」において、BtoB物流向けの新機能「荷姿管理機能」の開発を開始した。オプション機能として2026年12月の提供開始を予定している。
これまでEC物流を中心に利用されてきた同システムに、パレット・ケース・ボール・バラといった荷姿単位での管理機能を加えることで、卸・小売・メーカー向けのBtoB出荷でもEC出荷と同じシステムで利用できる環境を目指す。
開発の背景と一元化のねらい
EC事業者やメーカーの多くは、消費者向けのEC出荷に加えて卸・小売店・量販店向けのBtoB出荷も行っている。BtoB出荷ではケース単位やボール単位での出荷、入数を前提とした在庫管理が求められるため、EC向けとBtoB向けで別々のシステムや手作業による二重管理が発生するケースが少なくない。
導入企業からBtoB出荷への対応を求める声が多く寄せられていたことから開発に至った。荷姿管理機能の追加によりEC出荷とBtoB出荷を1つのクラウドWMSで管理できるようになるため、システムの使い分けや二重入力が不要になり、倉庫現場の作業負担やシステムコストの削減につながるとしている。

荷姿の登録や在庫換算を自動化
新機能では、商品ごとに「1パレット=◯ケース」「1ケース=◯ボール=◯個」といったパレット・ケース・ボール・バラの4つの荷姿と入数をマスタとして登録できる。入荷・在庫・出荷の各工程で荷姿単位の数量を自動で換算し、現場での計算ミスや数え間違いを防ぐ。

また、在庫一覧画面では在庫数の隣にボール数やケース数が入数から自動換算されて表示される。ケース出荷とバラ出荷が混在する倉庫でも荷姿ごとの在庫を把握でき、BtoB出荷の引当や棚卸のスムーズな運用を可能にする。

ハンディターミナルで商品のバーコードをスキャンすると、ケースやボールなどの荷姿を判別して数量を自動でカウントする。カウントした数量は入数マスタをもとにバラ数へ換算されるため、検品時の手計算や入力ミスを防ぐことができる。バラとケースのバーコードが同一の商品にも対応する。
さらに、在庫の引当時には「ケース優先」「賞味期限優先」などの引当ルールを注文ごとに適用できる。BtoB向けの注文はケース単位を優先して引き当て、EC向けの注文は賞味期限の近いロットから引き当てるといった運用が可能となる。1つの在庫からEC出荷とBtoB出荷のそれぞれに最適な引当ができるため、出荷チャネルごとに在庫を分けて管理する必要がなくなる。
荷姿管理機能はオプション機能として2026年12月の提供開始を予定しており、提供開始時に改めて機能の詳細が案内される予定となっている。
会社概要
- 商号:株式会社コマースロボティクス
- 代表者:代表取締役 伊藤 彰弘
- 所在地:〒105-0004 東京都港区新橋5-10-5 PMO新橋Ⅱ 4階
- 設立:2013年7月
- 事業内容:SaaS事業、Global事業、Platform事業
- URL:https://commerce-robotics.com
本記事は株式会社コマースロボティクスの発表をもとに作成。
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