児童自立支援施設の子どもの声を聴くセミナー、11月30日にオンライン開催へ
NPO法人全国子どもアドボカシー協議会は、2026年11月30日(月)にオンラインセミナー「児童自立支援施設で暮らす子どもの声を聴く ~自立を支える現場の実践から」を開催する。講師には、全国に2か所ある国立児童自立支援施設の一つである国立武蔵野学院で長年支援に携わってきた関根祥子氏を迎える。同協議会が2026年度に企画する全6回のオンラインセミナーの一環として実施される。
国立武蔵野学院の実践から子どもの声を捉える
子どもアドボカシーとは、子どもの声に耳を傾け、その思いや意見が大切にされるよう支える取り組みである。子どもの声は言葉だけでなく行動や日々の関わりの中にも表れるとされ、一人ひとりの思いや背景を理解しようとすることは、子どもの権利を尊重した支援を考えるうえで重要となる。
同協議会では2026年度、「さまざまな分野における子どもの声」をテーマに全6回のオンラインセミナーを企画している。さまざまな分野の実践から子どもや若者の声を聴くためのヒントを探り、それぞれの現場での取り組みにつなげることを目指している。
今回取り上げる児童自立支援施設は、家庭環境などさまざまな事情を抱える子どもたちが、職員と一緒に生活しながら日々の暮らしや学習、人との関わりを通して自立に向けた力を育んでいく児童福祉施設である。その中でも国立武蔵野学院は、特に専門的な支援を必要とする子どもたちが入所し、自立に向けた支援を受ける国立の施設となっている。
講師の関根祥子氏(国立武蔵野学院 調査課 調整係長)は、児童自立支援施設や児童相談所での勤務を経て、国立武蔵野学院で夫婦制の寮母として10年間、子どもたちと生活を共にしてきた。現在は同学院の調査課でケースワーク業務に携わるとともに、子どもや退所生に関する調査・研究にも取り組んでいる。
本セミナーでは、関根氏の長年の実践を通して、子どもの声を聴くことの意義や、その声を受け止めながら自立を支えるために大切なことを考える。講演後にはグループワークや意見共有の時間が設けられ、参加者同士で考えを深める構成となっている。
セミナーで学べる内容として、以下の項目が挙げられている。
- 児童自立支援施設で暮らす子どもたちの「声」とその背景
- 子どもの言葉や行動の奥にある思いや葛藤を捉える視点
- 日々の関わりの中で、子どもの「声を聴く」ために大切なこと
- 子どもの声を受け止めながら、自立に向けた歩みを支える関わり
なお、児童自立支援施設に関しては、こども家庭庁「国立武蔵野学院 学院の概要」が参考情報として案内されている。
開催概要と今後のスケジュール
セミナーの開催概要および申し込み情報は以下の通り。
- 日時:2026年11月30日(月)19:00~21:00
- 開催方法:オンライン(Zoom)
- 参加費:会員 1,000円/非会員 2,000円
- 定員:なし
- 申込締切:2026年11月30日(月)18:59
- 申込方法:申込ページ(https://congrant.com/project/child-advocacy/24428)より受付
申し込み後、自動返信メールでZoomの参加URLが送付される。
また、全6回企画の第5回についても開催が予定されている。
- 第5回日時:2027年1月31日(日)10:00~12:00
- テーマ:「外国ルーツの子ども・若者の声を考える ~大阪わかば高校の実践から(仮)」
- 講師:森山玲子 氏(大阪府立大阪わかば高校)
※詳細は決まり次第、あらためて知らされる予定である。
主催団体

セミナーを主催するNPO法人全国子どもアドボカシー協議会は、子どもの声を大切にし、ともに生き育ちあう社会の実現を目指して活動を展開している。子どもアドボカシー活動を推進する団体や個人の交流と連携、人材養成、調査研究、提言、情報発信などに取り組んでいる。
- 所在地:福岡県福岡市城南区
- 理事長:相澤 仁、中村みどり
- 事務局担当者:丹治
- メール:office@child-advocacy.org
- HP:https://www.child-advocacy.org/
本記事はNPO法人全国子どもアドボカシー協議会の発表をもとに作成。
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