キャンパスクリエイト代表の観光クラスターTABIが東京都の支援事業に採択
株式会社キャンパスクリエイトが代表企業を務める観光分野のイノベーションクラスター「TABI(Tourism Alliance for Business Innovation)」が、東京都が実施する「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業(TIB CATAPULT)」に採択された。同クラスターは、オーバーツーリズムや人手不足といった課題を抱える観光領域において、大企業のアセットとスタートアップの先端技術を掛け合わせ、課題解決型の社会的・経済的インパクトを生み出すことを目指す。旅行、交通・まちづくり、建設、金融、通信等の大企業に加え、シンガポールや韓国の支援機関が参画し、キャンパスクリエイトが代表企業として運営を担う。
大企業と海外支援機関が参画するクラスター「TABI」

TABIは「観光産業の課題を起点に、スタートアップのテクノロジーで新たな社会価値を創出する」ことをコンセプトに掲げている。観光領域の課題と大企業のアセット(データ、顧客接点、実証フィールド等)を起点として、スタートアップとの共同開発やPoC、社会実装を推進する。
協働テーマの例としては、AI・デジタル証明等の技術による次世代の予約・旅行体験の共同開発や、センシング技術による文化財・観光地の安全管理・予防保全の実現が挙げられている。クラスターの活動を通じて協働事例の創出を目指すとともに、東京での実装成果を全国の自治体・観光地へ横展開し、シンガポールや韓国のパートナーと連携したスタートアップの海外展開支援にも取り組むとしている。
クラスターを構成する企業および機関は以下の通りである。
- 株式会社JTB
- 株式会社SBJ銀行
- 東急株式会社
- 株式会社奥村組
- 株式会社エアトリ
- NTTドコモビジネスソリューションズ株式会社
- Origgin Ventures Pte. Ltd.(シンガポール)
- StartupX Pte. Ltd.(シンガポール)
- 韓国技術ベンチャー株式会社(韓国)
東京都のスタートアップ支援事業「TIB CATAPULT」の概要
東京都では、都が運営するイノベーション拠点「Tokyo Innovation Base」(TIB)を起点に、成長可能性が高い技術や産業の分野を集中的に支援するため、令和6年度から「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業(通称「TIB CATAPULT」)」を実施している。
この事業は、大企業や投資家など複数の事業者による共同体「イノベーションクラスター」がそれぞれの強みを生かし、グローバルなスタートアップを育てていくことを支援する取り組みである。
今後の展開と自治体との連携推進
今後、参画スタートアップの公募・選定を開始し、構成員各社のアセットを活用したPoCや共同開発を順次立ち上げる。活動状況はクラスターWebサイトやプレスリリースを通じて随時発信される予定だ。
また、オーバーツーリズムや人手不足、文化財・観光インフラの維持管理といった観光課題は全国共通であることから、実証フィールドの提供や地域課題の共同実証など、自治体とのオープンイノベーションも積極的に推進するとしている。キャンパスクリエイトは、電気通信大学TLOとして27年にわたり培ってきた産学官連携ネットワークと、産業振興事業における大企業・自治体との連携基盤を活かし、クラスターの持続的な運営とエコシステムの形成に取り組む方針である。
株式会社キャンパスクリエイト 会社概要
- 会社名:株式会社キャンパスクリエイト
- 所在地:東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 電気通信大学内
- 代表者:代表取締役 髙橋 めぐみ
- 設立:1999年9月
- 事業内容:技術移転マネジメント事業、ソリューション事業、産業振興事業・海外展開支援事業 等
- URL:https://www.campuscreate.com/
本記事は株式会社キャンパスクリエイトの発表をもとに作成しています。
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