水道機工が世田谷で小学生親子向けに災害と水の体験型ワークショップを開催
上下水道施設などの設計・施工・管理を手がける水道機工株式会社は、2026年8月18日に世田谷区立教育総合センター「らぼラボ」にて、小学生とその保護者を対象とした体験型ワークショップ「災害と水のひみつ ―1日に必要な水ってどれくらい?」を開催した。同社として2回目の開催となった今回は、9組18名の親子が参加した。同社の緊急災害水支援チーム「EWAT」が登壇し、クイズや非常災害用造水装置を使った体験を通じて、災害時の水の大切さや確保の取り組みを伝えた。
前半の座学では、人の暮らしに必要な水の量や水道水の仕組み、災害時の水問題について、ペットボトルの本数に例えたクイズ形式で解説した。
後半では、災害現場でも使用される非常災害用造水装置「セイフティM」を用いたろ過実験が行われた。参加した子どもたちが装置を操作し、濁った水が浄水される過程を体験した。参加した児童からは、水がきれいになる様子が分かったという感想や、普段使う水の多さに驚いたという声が寄せられた。




手動で稼働する非常災害用造水装置セイフティM
ワークショップで使用された非常災害用造水装置は、災害による水道停止時に河川水やプールの水から飲料水を製造する装置である。
同社が展開する「セイフティM」は動力に手動のハンドポンプを採用しており、電力や燃料が途絶えた現場でも人の力だけで稼働できる。内部に搭載されたハイテクフィルタ(MF膜)によりミクロの汚れや雑菌、大腸菌を捕集し、濁った水から飲料水を製造する。軽量かつコンパクトな設計で専門知識がなくても操作が可能となっており、手動式(RC-600N)の場合、1日で約2,000人分の飲料水を確保できるとしている。
専門知見を結集した緊急災害水支援チームEWAT

講師を務めた「EWAT(Emergency Water Assistance Team)」は、水処理事業本部長を総責任者、プラント建設部長を隊長とし、5つの部署から構成される水道機工独自の支援組織である。

自治体からの要請に応じて、機械設計、電気設計、オペレーション、水質などの専門知識を持つ社員を選出し、被災地支援を行う体制を整えている。指揮命令系統の確立と専用造水装置の常備により、専用車両で被災地に入り迅速に活動を開始できる仕組みを構築している。同社は今後、業界連携を通じて活動を強化していく予定としている。
水道機工株式会社の概要
- 会社名:水道機工株式会社
- 創業:1924年8月
- 創立:1936年1月
- 資本金:19億4,700万円
- 社員数:1,029人(2026年3月31日現在・連結)
- 代表者:代表取締役社長 古川 徹
- 本社所在地:東京都世田谷区桜丘5-48-16
- 事業内容:上下水道施設及び環境保全・衛生施設の設計・施工・管理
本記事は水道機工株式会社の発表をもとに作成
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