青山商事のWEAR SHiFTがサステナブル★セレクション2026で三つ星選定
青山商事株式会社の使用済み衣類回収を中心とする取り組み「WEAR SHiFT(ウエアシフト)」が、株式会社オルタナと一般社団法人サステナ経営協会共催の「サステナブル★セレクション2026」において最高位の三つ星に選定されました。同セレクションは、持続可能な理念と手法で開発された製品やサービスを評価し、社会へ推奨するアワードです。全国規模の店舗網を生かして利用者が資源循環に参加しやすいインフラを構築している点などが評価されました。
三つ星選定における3つの評価ポイント
今回の選定では、全国の店舗網を活用した資源循環への参加しやすさなどに加え、以下の3点が具体的な評価理由として挙げられています。
- 直近3年間で約992トンを回収し、99%再利用を実現する「資源循環システム」:回収衣類をスーツの原料や災害支援用の防災毛布などに再生し、回収衣類の約99%を再利用する一気通貫の仕組みを構築している点
- 全国47都道府県にある、700店舗以上の常設BOXで回収可能:リサイクリングBOXを全国の店舗に設置し、参加しやすい環境を整備している点
- 回収活動と連動した「多様性のある森づくり」への貢献:衣類の回収量に応じた寄付を行い、森づくりを通じた環境保全へ直接的に還元する仕組みを推進している点
1998年開始の下取りから「WEAR SHiFT」へ発展
青山商事による使用済み衣類の回収は、洋服の下取り時にクーポンを配布するサービスとして1998年に始まりました。2023年10月からは、全国の「洋服の青山」や「SUIT SQUARE」などの店舗にリサイクリングBOXを設置し、より気軽に参加できる「WEAR SHiFT」へとリブランディングを行っています。
全国の店舗で集められた衣類は、古着として再流通させるほか、高品質なウールやポリエステルなどのリサイクル素材へ紡績し直し、スーツやコートなどの新たな製品に再生されます。回収した衣類の再利用率は約99%となっています。

防災毛布の寄贈や森林保全への還元
回収した衣類の一部は防災毛布の作製にも活用されています。2019年からこれまでに計12自治体へ総数3,300枚を寄贈しました。寄贈先は「①過去に大規模な自然災害を経験した地域、②災害発生時に物資が届きにくい離島や遠隔地、③当社店舗を営業している地域自治体」の3基準を設けて選定されており、寄贈を機に9自治体と包括または防災に関する連携協定を結んでいます。

さらに、環境保全活動として「AOYAMAの森」を展開しています。2022年に青山商事、一般社団法人more trees、高知県梼原町の3者で「森林保全に関する連携協定」を締結しました。衣類の回収量に応じて1kgあたり10円の寄付を実施し、高知県梼原町の「AOYAMAの森」で植樹を通じた多様性のある森づくりを進めることで、生物多様性の回復とCO2吸収に中長期的な視点で取り組んでいます。

「サステナブル★セレクション」は、株式会社オルタナと一般社団法人サステナ経営協会が共催し、持続可能な理念と手法で開発された製品・サービスを推奨する制度です。
- 一つ星(★):製品・サービスが持続可能な社会づくりに貢献していること
- 二つ星(★★):一つ星の基準に加え、取り扱う企業・組織がサステナブル経営に取り組んでいること
- 三つ星(★★★):二つ星の中から特に大きな社会的インパクトを生み出していること
2020年以来で累計225件が選定されており、その内訳は一つ星151件、二つ星32件、三つ星42件となっています。

本記事は青山商事株式会社の発表をもとに作成されています。
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