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チャボナビを通じた社会的養護施設の年間採用数が586人に チャイボラ発表

特定非営利活動法人チャイボラは、社会的養護の人材確保を支援する情報サイト「チャボナビ」を通じた年間の採用人数が、前年度比158%となる586人に達したと発表しました。あわせて同サイトを通じて人材を採用した施設は198施設となり、前年度比143.4%に増加しています。なお、この数値は2026年3月末時点の登録施設551施設のうち、458施設が回答したアンケートをもとに集計されたものです(回答率83%)。

社会的養護施設が抱える情報発信と採用の課題

社会的養護施設では虐待や経済的困難など多様な事情を抱えるこどもたちが暮らしており、個々の状況に応じた継続的なケアが求められています。一方で、施設によっては10名以上のこどもを1名の職員で見なければならない時間帯が大半を占めるなど、多くの施設で職員確保が課題となっています。

また、こどもの安全やプライバシー保護への配慮から施設内の様子や業務内容を外部へ伝えにくく、広報や採用の専任担当者や予算を確保することも容易ではない現状があります。その結果、施設の存在や仕事の魅力が求職者に十分に届かず、見学や応募につながりにくい状況が生じていました。

登録施設の増加とオンラインイベントによる認知拡大

チャボナビの登録施設数は過去1年間で461施設から551施設へと増加し、全国の社会的養護施設の約38%を占める規模となりました。児童養護施設の掲載率は昨年度50%超に達しています。掲載施設の増加に伴い、求職者が地域や施設種別、職種、勤務条件などから希望に沿った施設を探す選択肢が広がっています。

さらに、毎年5月に開催される大規模オンライン見学フェアなどのイベントも認知度拡大に寄与しました。2026年には全国46都道府県から739人の求職者、全国27都道府県から129施設が参加し、潜在的な候補者層へのアプローチが進んでいます。

学校向けアプローチの強化と資格別勉強会の実施

同法人では昨年度、従来の保育士志望者向けに加え、新たに社会福祉士を目指す学生向けの就活・実習ガイドを制作しました。学校教員の就職指導や授業での活用を通じ、学生が早い段階から社会的養護分野をキャリアの選択肢として検討できるよう情報提供を行っています。

また、施設職員の仕事を掘り下げる資格別勉強会も継続して実施され、昨年比203%となる177名の求職者が参加しました。保育士、社会福祉士、心理の専門性を持つ職員が現場での活かし方を伝えたほか、今年度は無資格の求職者向け勉強会も初めて開催されました。無資格で入職した職員や異業種からの転職者、50代で入職した職員が登壇し、現場でのやりがいなどを語りました。

チャイボラは今後の展開として、人材確保や定着に課題を抱える施設に対し、アセスメントや支援計画の立案、実務型伴走支援を行う「コンサルテーション事業」を開始します。複数の自治体と協働しながら年間を通じた課題解決を支援する方針です。

加えて、チャボナビの大規模な改修も予定されており、求職者と施設側双方の利便性向上を目指すとしています。

特定非営利活動法人チャイボラについて

東京都豊島区に拠点を置く特定非営利活動法人チャイボラ(代表理事:大山 遥)は、児童養護施設を含む社会的養護施設の職員確保と定着を支援する団体です。こども家庭庁の「令和7年度社会的養護魅力発信等事業」に採択されています。

  • 団体名:特定非営利活動法人チャイボラ
  • 所在地:東京都豊島区
  • 代表理事:大山 遥
  • 公式HP:https://chaibora.org
  • チャボナビ:https://chabonavi.jp/
特定非営利活動法人チャイボラ

本記事は特定非営利活動法人チャイボラの発表をもとに作成しました。

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