Chrono24が販売事業者向け新ツール マーケットスキャナーのベータ版を公開
ドイツ・カールスルーエに本社を置き、ホセ・ガステル氏がCEOを務める高級時計オンラインマーケットプレイスのChrono24(クロノ24)は、販売事業者向けの新ツール「マーケットスキャナー」を公開した。本ツールは、同社独自の出品や取引データを活用し、高級時計市場における価格動向や需給状況を可視化するものである。販売事業者が市場の実態を正確に把握し、仕入れや価格設定などの意思決定に役立てられるよう支援することを目的としている。
蓄積された出品と販売の履歴データを活用
マーケットスキャナーは、Chrono24が販売事業者向けサービスの強化を目的に開発したツールで、現在はベータ版として公開されている。Chrono24のマーケットポータルから、すべての販売事業者が無料で利用できる。
150カ国以上で20年以上にわたり取引を支援してきた実績を持つ同社には、膨大な取引データが蓄積されている。本ツールでは、限られた類似商品の出品情報から価格を推定するのではなく、特定の時計が実際にいくらで販売されたのかを確認できる。さらに、直近数カ月の販売価格の推移や、類似商品が売れるまでに通常どの程度の期間掲載されているかといった動向も把握できる仕組みとなっている。
出品データと実際の販売実績を区別して表示
本ツールでは、時計の出品価格と実際の販売価格を明確に区別し、それぞれ個別に表示する。これにより、販売事業者はChrono24での平均出品価格とその推移を、同じ時計の平均販売価格と照らし合わせて確認できる。
また、価格情報に加えてマーケットプレイス上での反応もダッシュボード上で確認可能となっている。類似商品の平均閲覧数や平均問い合わせ数のほか、出品数と問い合わせ数を直接比較することもでき、需要と供給の両面から市場を分析できる環境を提供する。
主要指標による多角的な市場分析
ダッシュボードでは、十分なデータが得られる時計を対象に複数の主要指標が提示される。
- 平均販売価格とその推移:現在その時計が実際にいくらで販売されているかを把握できる
- 販売までの期間:特定の時計が売れるまでの目安となる
- 市場の飽和状態:特定の時計の供給不足や供給過多を確認し、仕入れの判断に役立てられる
- 上位国:国別に需要と供給が集中しているエリアを確認できる
- 直近の販売実績:最近成立した取引を出品時の写真とともに確認し、コンディションや取引詳細を踏まえた判断が可能となる
分析対象はブランドやモデル単位にとどまらず、リファレンスナンバー、ケース素材、文字盤の色など、個々の時計の仕様にまで及ぶ。さらに、販売者の地域、在庫状況、期間による絞り込み機能も備えている。
Chrono24について
Chrono24は、2003 年創業の高級時計オンラインマーケットプレイスである。150 カ国以上から 3,000 以上の販売事業者、ならびに 6 万人を超える個人販売者により約 60 万点の時計が出品されており、月間サイト訪問者数は約 900 万人にのぼる。ドイツ・カールスルーエの本社のほか、ベルリン、マイアミ、東京、香港のオフィスで 350 人を超えるスタッフが勤務している。
- 会社名:Chrono24 Japan 合同会社
- 事業所:〒104-0061 東京都中央区銀座 6-10-1 13F
- オフィス:カールスルーエ、ベルリン、マイアミ、東京、香港
- CEO:ホセ・ガステル
- ウェブサイト:https://www.chrono24.jp
本記事はChrono24(クロノ24)の発表をもとに作成。

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