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メディヴァと多摩ファミリークリニック、都市型プライマリケアのDXモデル構築を開始

株式会社メディヴァは、運営支援先である医療法人社団 家族の森 多摩ファミリークリニックとともに、都市型プライマリケア領域におけるDXモデルの共同構築を開始しました。デジタル技術とAIを活用し、「診療」「地域連携」「人材育成」「経営」の4領域を一体的に変革する新たなプライマリケアモデルの確立を目指します。

多摩ファミリークリニックが培ってきた家庭医療・総合診療や外来・訪問診療、人材育成の実践と、メディヴァの医療機関運営支援や業務改善の実績、医療DX・AI活用の知見を組み合わせ、現場での実装や検証を重ねて他の医療機関へ展開可能なモデルを構築していく構えです。

4領域を一体的に変革する取り組み

本プロジェクトでは、診療所に蓄積される情報や知識を循環させるため、次の4領域におけるDXを推進します。

  1. 診療の質向上を支えるDX

患者の診療情報に加え、生活背景や価値観、家族状況を整理・活用します。音声や文書から必要な情報を記録・要約する仕組みや部署横断で把握する仕組みを構築し、医療者が患者との対話や専門的な判断に集中できる環境を整えます。

  1. 地域連携を支えるDX

院内スタッフに加え、地域の訪問看護ステーション、介護事業者、病院などとの情報共有の円滑化を目指します。相談・紹介内容の整理やデータの可視化を通じて地域ニーズを把握し、切れ目のないケアにつなげます。

  1. 人材育成を支えるDX

診療や業務で得られた知識や事例、標準的な対応方法を組織の資産として蓄積します。デジタルツールやAIによる検索・要約、症例の振り返り支援などを通じ、家庭医療・総合診療を担う医師やスタッフの教育環境を整備します。

  1. 持続可能な経営を支えるDX

電話対応、記録、書類作成などの間接業務を見直し、AIや自動化を活用して業務負担を軽減します。業務量や地域連携、患者動向などのデータを可視化し、経営判断を支える基盤を構築します。

DX・AI活用の基本方針と安全性の確保

プロジェクトでは、デジタル技術やAIを医療者の判断に置き換えるのではなく、記録や情報整理、要約、分析、知識活用を支援する手段として位置付けています。AIが生成した内容は担当の医療従事者または職員が確認したうえで利用します。

患者情報や個人情報の取り扱いについては、利用目的、アクセス権限、保存場所、安全管理、外部サービスの利用条件などを確認し、安全性を優先して段階的に検証を進めます。

今後の展望

今後は多摩ファミリークリニックを都市型プライマリケアDXの実証・共創拠点とし、診療の質や地域連携、人材育成、業務負担、経営への効果を検証します。得られた知見を整理・標準化し、将来的には「外来中心」「訪問診療中心」「地域連携型」など、多様なプライマリケア医療機関が活用できるモデルとして発信することを目指します。

多摩ファミリークリニック院長の大橋 博樹氏は、現場での実践と検証を重ねて都市型プライマリケアのモデルとして学会やホームページ等を通じて発信していく意向を示しています。また、メディヴァ代表取締役の大石 佳能子氏は、患者視点と医療安全を大切にしながら他のプライマリケア医療機関にも展開できる実践的なモデルを構築していくとしています。

参画団体の概要

本取り組みに関わる法人の概要は以下のとおりです。

医療法人社団 家族の森 多摩ファミリークリニック

  • 所在地:〒214-0013 神奈川県川崎市多摩区登戸新町337
  • 開業:2010年4月
  • 公式サイト:https://www.tamafc.jp/

株式会社メディヴァ

  • 所在地:〒158-0097 東京都世田谷区用賀2-32-18 グレース用賀301
  • 設 立: 2000年6月
  • 公式サイト:https://mediva.co.jp/

本記事は株式会社メディヴァの発表をもとに作成しました。

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