一建設、耐力壁「HW5.0Σ」と「プレシス軽井沢」が2026年度グッドデザイン賞受賞
飯田グループホールディングスの中核企業である一建設株式会社は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2026年度グッドデザイン賞」において2点を受賞した。受賞対象となったのは、自社で開発した木造住宅用耐力壁「壊れ方をデザインした筋交耐力壁 HW5.0Σ(エイチダブリュー5.0シグマ)」と、集合住宅「プレシス軽井沢」である。同社は今後も、住まいを通じて社会に新たな価値を提供していくとしている。




壊れ方を制御する木造住宅用耐力壁「HW5.0Σ」
住宅用工法・構法カテゴリで受賞した「壊れ方をデザインした筋交耐力壁 HW5.0Σ(エイチダブリュー5.0シグマ)」は、一建設が開発した木造住宅用の耐力壁である。2025年6月17日に建築基準法に基づく構造方法等の認定(大臣認定)を取得し、木製筋交いを用いた壁倍率5.0の大臣認定耐力壁としては第1号となった。

地震による大きな力が加わった際の「壊れ方」に着目しており、壁倍率6.3の強度を持ちながら、限界を超える地震力に対しては、あらかじめ設定した「クラッシャブルゾーン」に破壊を集中させることで主要構造体への損傷を抑える設計としている。被災後はK型筋交の中央部を確認することで状態を点検しやすく、補修しやすい仕組みを採用した。審査員からは、K字形の筋交いで破壊位置をコントロールして把握と修繕の手間を最小化し、震災後も安心して住宅を使い続けられるようにする効果的な工夫である点が高く評価された。
自然との共生を目指した集合住宅「プレシス軽井沢」

中~大規模集合住宅カテゴリで受賞した集合住宅「プレシス軽井沢」は、空き家問題を背景に、土地の低利用化や環境の質の劣化に対し、自然環境を“再生”し、建築を介して人と自然が“共生”することを目指して設計された。
既存樹木や浅間石を継承しつつ、約200本の樹木を新たに植え、切妻屋根やライトコートによって敷地と住戸へ光を導いている。高さ約4mの大開口から浅間山や再生した自然を暮らしへ取り込み、ウッドデッキや木目調の軒が内外を緩やかにつなぐ構成となっている。審査員からは、敷地の自然環境に対して誠実に向き合った設計であり、土地に対して建築が負のインパクトをできるだけ及ぼさずに環境を再生する態度が具現化されている点などが評価された。
一建設の会社概要
一建設株式会社(代表取締役:堀口 忠美)は、東京都豊島区南池袋2-25-5 藤久ビル東5号館に本社を置き、分譲戸建住宅や分譲マンション、注文住宅などの事業を展開している。
- 社名:一建設株式会社
- 代表取締役:堀口 忠美
- 本社:〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-25-5 藤久ビル東5号館
- 設立:1967年2月13日
- 資本金:32億9,800万円
本記事は一建設株式会社の発表をもとに作成。
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