20代から50代の女性の幹細胞医療・再生医療に関する意識調査
GTP株式会社とMastBeautyクリニック麻布十番が合同で、20代から50代の女性107名を対象に「幹細胞医療・再生医療に関しての意識調査」のアンケートを2024年12月8日から18日にかけて実施した。
幹細胞の認知度については、「聞いたことがある程度」が40%、「なんとなく知っている」が38%、「知らない」が12%、「知っている」が10%という結果になった。
幹細胞培養上清液を用いた美容医療に対しては、「どちらかといえば肯定的」が61%、「どちらかといえば否定的」と「肯定的」がそれぞれ18%、「否定的」が3%だった。肯定的な意見としては、最先端の治療への興味や、アンチエイジングや老化防止への期待が挙げられた。一方、否定的な意見としては、安全性への不安や知識不足による不安感が挙げられた。
興味の有無については、「どちらかといえばある」が40%、「どちらかといえばない」が33%、「ある」が19%、「ない」が8%だった。興味がある理由としては、話題性や女優の使用例、医療レベルの効果への期待が挙げられた。興味がない理由としては、高額な費用や効果への疑問、注射などへの抵抗感などが挙げられた。
幹細胞培養上清液に期待する効果としては、「お肌のハリ感アップ」が31%で最も多く、次いで「シミ」が21%、「シワ」が19%、「疲労回復」と「AGA・FAGA」がそれぞれ13%と8%、「肩こり」が6%、「滋養強壮」が2%だった。
今回の調査から、20代から50代の女性の59%が幹細胞培養上清液を用いた美容医療に興味を持っていることがわかった。また、88%の人が幹細胞医療・再生医療を聞いたことがあるか知っていると回答した。しかし、治療の詳しい内容や仕組みについては理解が浅く、治療を受けたいというモチベーションにまでは至っていないようだ。期待する効果としては、お肌の若返りやエイジングケアに対する関心が高いことがわかった。今後、より分かりやすい情報発信によって、女性の興味関心を引く可能性のある治療だと考えられる。