ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社のビジョンケア カンパニーは、住友生命保険相互会社と協業し、2024年10月10日に生命保険業界初となる目の治療に特化した組込型眼科医療保険「めまもりほけん」を発売すると発表した。

「めまもりほけん」は、ジョンソン・エンド・ジョンソンの使い捨てコンタクトレンズ「アキュビュー」利用者向け会員プログラム「Myアキュビュー+」を通じて提供される。対象となるユーザーの保険料はジョンソン・エンド・ジョンソンが負担し、眼科で所定の治療を受けたり点眼液の支給を受けた際に、保険金5,000円が支払われる。

この保険は、目の健康への関心を高め、眼科疾患の早期発見や早期治療に貢献することを目的としている。ジョンソン・エンド・ジョンソンは、幼少期から老年期まであらゆる世代の「目の健康」に関する取り組みに注力しており、トータルアイヘルスのリーディングカンパニーとして、人々のクオリティ・オブ・ビジョン（QOV）の向上を目指している。

一方、住友生命は健康増進をサポートするVitality健康プログラムを中心としたWaaS（Well-being as a service）を通じて、顧客のウェルビーイングの実現に取り組んでいる。

「めまもりほけん」の加入や各種手続きは、全てスマートフォンで完結できる。ジョンソン・エンド・ジョンソンが定める一定の条件を満たした「アキュビュー」購入者に、「Myアキュビュー+」アプリを通じて加入権が付与され、住友生命のお申込みサイトから手続きを行う仕組みだ。

両社は、目の健康増進と目の健康寿命の延伸への想いを共有し、今回の協業に至った。異業種によるコラボレーションを通じて、人生100年時代をより豊かなものにすることを目指している。