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ニューロジカ、時系列基盤モデルyoftのAPI一般提供を開始

株式会社ニューロジカは、現場データを扱う時系列基盤モデル「yoft」を開発し、サービスサイト「yoft.ai」でAPIの一般提供を開始しました。電力需要や売上、設備のセンサー値といった多様なデータに対応し、将来予測、異常検知、欠損補完を一つの基盤で実行します。不規則な観測間隔や欠測に対応する時系列基盤モデルとして、これら3つの機能をAPIで一般提供するのは、同社が調査した公開情報の範囲において日本企業で初となります(※1)。

時系列データ活用における課題とモデルの特徴

電力の需給調整や商品の発注、設備保全などの現場判断では、数値の将来予測が重視されています。しかし、従来の予測ソリューションでは対象ごとに個別のモデル設計や調整が必要で、開発や運用の負担が課題となっていました。

さらに現場のデータは、センサーごとの測定タイミングのばらつきや通信断による欠損が生じやすく、前処理の手間が発生するほか、予測の根拠がブラックボックス化しやすい点も利用の壁となっていました。「yoft」はこれらの課題に対応し、不規則な観測間隔や高頻度信号を扱いながら、用途ごとにモデルを一から作る負担を減らして業務への予測導入を支援します。

Salesforce AI Researchが公開する時系列予測ベンチマーク「GIFT-Eval」において、同社のオーケストレーションモデル「yoft-o」(掲載名:TIMEHEDGE)は、正規化MASEによる比較で、評価対象データで追加学習しない手法の中で1位を記録しました(※2)。

追加学習の有無を問わない全143エントリーの中でも3位となり、大規模言語モデル(LLM)を使わずに達成しています。基準手法と比べて97の評価設定をまとめた指標で予測誤差を約35%低く抑えました。想定する活用分野としては、エネルギー、製造、小売・物流などが挙げられています。

提供形態と展示会出展情報

サービスサイト「yoft.ai」を通じて、予測・異常検知・欠損補完のAPIが一般提供されています。推論は同社サーバーで行われるため、利用者がGPUなどの運用環境を用意する必要はありません。ブラウザ上で手元のデータを試すことも可能です。個別相談により、説明可能性の機能や利用企業側の環境での運用にも対応します。また、幕張メッセで開催される「CEATEC 2026」への出展も行われます。

  • 展示会:CEATEC 2026
  • 会場:幕張メッセ
  • ブース番号:4H425(ホール4)
  • 開催期間:2026年10月13日(火)~16日(金)10:00~17:00

会社概要

  • 会社名:株式会社ニューロジカ
  • 所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目19-17 グローリア渋谷ビル7階
  • 代表者:代表取締役 ピーク エイダン ゼファー
  • 設立:2024年9月
  • 事業内容:時系列予測基盤モデルの開発、AIモデル研究開発、技術パートナー
  • URL:https://neurogica.com

注記: ※1 2026年10月14日時点、当社による国内企業の公開情報調査。上記の入力対応・3機能・自社開発・ホスト型APIの一般提供をすべて満たすものを比較対象としています。 ※2 順位・スコアは2026年10月14日確認の公開結果に基づく正規化MASE(各設定のMASEをSeasonal Naiveで割り、97設定で幾何平均した値)。「追加学習なし」はGIFT-Evalの学習・検証用データで、基盤モデルの追加学習や選択器・統合器の学習を行わないこと(構成要素を含む)。公開資料で追加学習なしを確認できた手法の比較であり、公式の部門区分ではありません。

本記事は株式会社ニューロジカの発表をもとに作成しています。

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