介護・福祉求人で2ヶ月13応募を獲得–効いたのは千の位まで書いた月給
Shakeが介護・福祉職の採用運用データを公開 応募を集めた3事業者の施策を分析 CATEGORY: ビジネス
求人媒体の運用代行サービス「HRShaker」を展開する株式会社Shakeは、介護・福祉職において応募を獲得した3事業者の運用データと施策を公開しました。同サービスが採用支援を行う中小企業107社のうち、介護・福祉事業者の運用データを分析したものです。
公開されたデータによると、採用が難しいとされる同業界において、「高待遇」「アットホーム」といった抽象的な表現を排し、具体的な数字や制度、選択肢を提示した求人が応募を集める結果となりました。
抽象的な表現を排した具体的な求人設計

同社によると、介護・福祉の資格者は求人の常套句を見慣れており、比較の材料として機能しにくい傾向があります。実測で応募を集めた求人は、具体的な数字や制度、行動の選択肢を用いて記載されていました。


実際に成果を出した事業者では、給与額の明示や応募前のハードルを下げる工夫、健康面を支援する福利厚生の提示などが行われています。
応募を集めた3事業者の取り組み
分析対象となった3事業者では、それぞれ特徴的な訴求が成果につながりました。
ある訪問介護事業者では「月給34万3,000円に加えて、処遇改善手当や夜勤手当などの支給あり」と給与を具体的に明示しました。さらに利用者宅への直行直帰や移動手段の相談、10日間の帰省休暇といった独自制度を言語化し、週1日OKや夜勤専従など勤務形態をメニュー化して選択肢を用意しました。
福祉未経験者を募るA型事業所では、「応募前の職場見学OK」を掲げて不安の軽減を図りました。「ガスメーターやパソコンの解体作業サポート ※3kg程度の物を運ぶ作業もあります」と業務内容を重量まで明示し、賞与年3回という待遇も示したことで、6求人で11応募を獲得しました。
多拠点法人では、「社内ジム無料&InBody測定で健康支援」を打ち出し、介護職の体力不安に対する支援姿勢を示しました。あわせて多角経営によるリスク分散を強調したことも効果を上げました。
介護・福祉事業者向けの実務ポイント
同社は分析結果を踏まえ、介護・福祉事業者の求人設計におけるポイントを整理しています。
- 給与は実額で記載し、処遇改善加算の設計結果を活用する
- 訪問系では直行直帰や移動手段の自由度を打ち出す
- 応募前の見学を受け入れ、未経験や復職層が踏み出しやすい導線を作る
- 週1日、夜勤専従、フルタイムなど、勤務形態や資格区分ごとに求人を分ける
調査の概要
- 分析主体:HRShaker(株式会社Shake)
- 分析対象:当社が採用支援を行う中小企業107社のうち、介護・福祉事業者の運用データ(本実例3社:応募13件/2ヶ月、11件/2ヶ月、16件/6ヶ月)
- データ期間:2025年5月〜2026年8月
- 注記:応募数はWeb経由のみ計上(電話応募は含まない)。実例企業は特定を避けるため業種・地域のみ記載
株式会社Shakeの概要
株式会社Shakeは、1994年生まれの代表取締役である西野集氏が2023年に設立した企業です。富山と東京の2拠点で中小企業向け採用支援サービス「HRShaker」の運営などを手掛けています。
- 会社名:株式会社Shake
- 所在地:富山県富山市上袋599−1/東京都目黒区青葉台2-17-11 202
- 代表者:西野集
- 事業内容:中小企業向け採用支援サービス「HRShaker」の運営
- 会社URL:https://shakeinc.co.jp/
本記事は株式会社Shakeの発表をもとに作成しました。
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