StockGraphy、3D変換ソフトBEGIN ARShiftを発売へ
株式会社StockGraphy(東京都台東区、代表取締役:坂口秀之)は、glTFファイルをUSDZ、USDA、glTFに変換することに特化した業務向けソフトウェア「BEGIN ARShift」を発売します。

先行発売された簡易版「BEGIN ARShift Proto」の上位版にあたり、複数マテリアルの自動変換やフォルダ単位のバッチ処理、ボーンやモーフターゲットのアニメーション変換などに対応しています。Web3DやAR向けに最適化済みのglTFモデルを多数扱う制作現場において、繰り返しの設定や変換作業の効率化を図ります。
複数マテリアルの自動処理やアニメーション変換に対応
BEGIN ARShiftは、Windows11上で動作し、既にWeb3DやAR向け最適化作業を完了したglTFの品質を崩さずに変換する際に使用するソフトウェアです。複数マテリアルの自動変換とフォルダ単位のバッチ処理により、長時間かかった作業を数秒に短縮するとしています。マテリアルプロパティはプロパティごとの変換に加え、選択したマテリアルの全プロパティやモデル内の全マテリアルをまとめて変換できます。また、BEGIN ARShift Protoと同様に個別のプロパティをドラッグ&ドロップで変換することも可能です。
glTF 2.0標準のPBRマテリアル、外部参照テクスチャ、GLBに埋め込まれたテクスチャの自動読み込みに対応しており、変換結果をWindows上の3Dビューで確認しながらテクスチャの差し替えやパラメータを調整できます。

アニメーション機能については、位置・回転・スケールによるTRSアニメーションに加え、スキニング(ボーン)アニメーション、モーフターゲット(ブレンドシェイプ)とそのウェイトアニメーションのUSDZ / USDA変換に対応します。LINEAR、STEP、CUBICSPLINEの各補間方式に対応し、アプリ内の3Dビューで動きを確認して書き出せます。さらに、USDシーン記述をテキストで検証できるUSDA書き出しや、バッチ処理に対応したglTFのマテリアル調整ツールとしても利用可能なglTF再書き出しに対応しています。
glTFの拡張マテリアルであるClearcoat、Emissive Strength、IOR、Specular、TransmissionをUSD / Quick Look向けに変換または近似変換、調整するUIを提供します。Transmission変換では、元のRGB、Transmission、Metallic、既存のAlpha / Opacityから、色とOpacityを一緒に近似します。なお、Sheen、Volume、Iridescence、AnisotropyはglTFビューで表示可能ですが、USDZ変換には対応していません。
Windows上での作業段階において、glTFビューをUSDZビューに切り替えて書き出し前に仕上げを確認できます。BEGIN ARShift シリーズのUSDZビューはApple Quick Lookの表示をWindows上で再現することを目指して開発されているものですが、Apple Quick Lookと完全に同一の表示を保証するものではないとしています。


UI面では日本語、英語、中国語(簡体字)、スペイン語の4言語に対応します。作業中データに応じて留意点の説明と推奨選択肢を自動でハイライトする機能や、表示のON/OFFが可能な操作ガイドも搭載されています。
運用に合わせたライセンス形態とセキュリティ設計

簡易版のBEGIN ARShift Protoは、glTFからUSDZへの変換を1ファイルずつ行う低価格・恒久ライセンス・個別サポートなしのツールであり、標準PBRマテリアルの手動調整とTRSアニメーションの変換に対応しています。上位版のBEGIN ARShiftは、プロジェクトで必要な期間だけ利用できるよう、自動更新・継続課金のない期間ライセンスで提供されます。大量処理や高度な設定・調整が必要な期間に応じて使い分けることが想定されています。
セキュリティ設計および運用方針としては、AIによる脆弱性探索や攻撃の効率化を踏まえ、攻撃面の縮小と継続的な脆弱性管理を共通方針に掲げています。公式の脆弱性情報を継続的に自動監視する依存関係管理や、自社開発部分でのメモリ安全な言語の優先採用、通信先・ファイル参照を表示に必要な範囲へ限定する入力検証・アクセス制限を実施しています。
また、制作データをPC内で処理し、データ本体、ファイル名・フォルダー名・保存パス、キャプチャ・プレビュー画像、制作物由来のハッシュ等を外部送信しない設計としています。さらに、購入者用パスワードを設けずカード番号全桁を取得・保存しない保有情報の最小化、電子署名やハッシュ等を照合する更新の真正性・完全性検証、自社コードなどの整合性確認、承認済み更新版の提供といった継続的な修正対応を方針として定めています。
製品仕様
BEGIN ARShiftの仕様および提供形態は以下の通りです。
- 対応OS: Windows 11 x64
- 入力: GLTF / GLB
- 出力: USDZ / USDA / GLTF / GLB
- 価格: 14,300円(税込) / 1ライセンス
- 利用期間: 初回認証から4ヶ月(124日間 | 通常3ヶ月+初期検証キャンペーン1ヶ月) ※自動更新や継続課金はありません。
- 利用台数: 1ライセンスにつき、契約者の管理下にある最大3台のPCで同時利用可能
- 販売: BEGIN Store
- 製品Webページ: https://begin3d.com/jp_arshift
なお、glTF™はThe Khronos Group Inc.の商標です。USDZはUniversal Scene Descriptionに基づく3Dファイル形式です。BEGIN ARShiftは独立した製品であり、The Khronos Group Inc.、Pixar、Apple Inc.と提携しておらず、これらの団体・企業による承認、後援、認定を受けた製品ではありません。
会社概要および問い合わせ窓口は以下の通りです。
- 会社名 : 株式会社StockGraphy
- 代表取締役:坂口秀之
- 所在地:東京都台東区
- URL : https://www.stockgraphy.com/jp/
- お問い合わせ窓口 : https://www.stockgraphy.com/jp/#contact
本記事は株式会社StockGraphyの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



