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勝山電気工事の新社長に大西拓専務が2026年11月就任へ 社員の自薦で決定

株式会社勝山電気工事は、2026年11月に専務取締役の大西拓が新社長に就任することを明らかにした。全社員を対象に実施された次期社長に関するアンケートにおいて自ら手を挙げ、約2年の見極め期間を経て後継者に選ばれた。創業家や外部招聘ではなく、現場から経験を重ねてきた社員がトップを引き継ぐ。

赤字経営からの再建と後継者アンケートの実施

現社長の勝山敦が会社を継いだ当時、勝山電気工事は赤字・債務超過の状態に陥っていた。売上の大半を依存していた元請け1社が倒産したことで売上は約1200万から約6000万へ半減し、借入は6,000万円に膨らんで自宅を担保に差し入れる危機にあった。その後、約30年をかけて下請けから元請けへの転換や職人が提案を行う体制への変革を進め、今期(39期)の売上は7億5,000万円に達する見込みとなっている。

次の社長を決めるにあたり、勝山敦は全社員に向けて次期社長に関する4つの質問を記載した投票用紙を配った。用紙の末尾には自薦を促す記載があり、全ての質問に対して自身の名前に印を付けたのは当時係長になったばかりの大西拓のみだった。社長は自ら腹を括って決断した人間が務めるものだという考えのもと、2年程度の見極め期間を経て大西に会社を託すことが決まった。

現場出身の大西拓専務がトップへ

2026年11月に新社長へ就任する大西拓は、2015年4月に入社した。電気工事士として現場で技術と経験を積んだ後、施工管理部門を担当し、現場と経営の双方を把握するリーダーとして歩んできた。

大西は就任にあたり、「現場から育った一人として、お客様から信頼いただく「確かな技術力」と「電気工事という仕事への誇り」、そして会社の根幹にある「ホスピタリティ」を胸に、時代に合わせた挑戦と成長を続けてまいります」とコメントしている。

創業40年を迎え売上10億円を目指す

勝山電気工事は2026年9月に創業40年を迎えた。赤字・債務超過からの再建をはじめ、下請けから元請けへの転換、カフェの開業、若手人材採用戦略などに取り組んできた。

新体制では42期(2028年)における売上10億円達成を次の目標に掲げる。設備会社・電気工事会社のM&Aを視野に入れた新たな事業展開も検討する一方で、若い社員の育成や利益の還元といった姿勢は引き継ぎ後も維持していくとしている。

会社概要

  • 会社名:株式会社勝山電気工事
  • 所在地:群馬県高崎市箕郷町下芝658
  • 代表者:勝山 敦
  • 設立:1987年
  • 事業内容:電気工事業/カフェ運営(ple cafe)/インターンシップ受入伴走支援 等
  • TEL:027-386-5103
  • URL:https://www.katsuyama-ew.com/

本記事は株式会社勝山電気工事の発表をもとに作成。

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