リスキルが同性間のハラスメント対策研修を提供開始へ
株式会社リスキルは、企業向けに「同性間のハラスメント対策研修」の提供を開始する。同性間のコミュニケーションにおいて見過ごされやすい過剰な踏み込みや無自覚な言動を防ぎ、日常業務での適切な距離感や言動の判断基準を提示する。ケーススタディを通じて具体的な対処法を習得させ、健全な職場環境づくりを支援する。
表面化しにくい同性間ハラスメントの背景とリスク
職場におけるコンプライアンス遵守やハラスメント防止の意識が高まる一方で、同性同士のやり取りでは問題が表面化しにくい課題が存在しているという。同性である安心感から無自覚に私生活へ過度に介入する事例や、過度な身体接触や飲酒の強要が発生する場合もある。
悪意のない言動であっても受け手に強い苦痛を与えることがあり、本人に自覚がない場合は周囲も問題を認識しにくい特徴がある。個人の心身への影響や組織の評判低下につながるリスクがあることから、同性間特有のリスクを認識し、適切なコミュニケーションを確立する研修への需要が高まっているとしている。
研修の特徴と習得を目指すスキル
同性間のハラスメント対策研修は、同性間で起こりやすい言動の特徴を理解し、相手の価値観を尊重した関わり方を身に付けることを目的としている。想定研修時間は3時間で、企業ごとの調整が可能となっている。受講対象は全従業員(新入社員、若手社員、中堅社員、管理職)となる。
受講を通じて身に付くスキルや知見として、同性間で起こるハラスメントの特徴と組織への影響の理解、飲酒の強要や私生活への踏み込みを具体例から判断できる力、ハラスメントを見かけた際に適切に対処し制止する手法の習得が挙げられている。
研修の特徴は以下の通りである。
- 同性間で起こるハラスメントの特徴と影響の理解
本人に自覚がなく、親しさの表れとして見過ごされやすいポイントを整理し、個人の心身や組織の評判へ及ぼす影響について認識を深める。
- 飲酒の強要や私生活への踏み込みを見分ける具体性の高さ
「男らしさ」「女らしさ」の押し付けや身体接触などの言動を検証し、容姿や結婚に関する話題など日常に潜む事例を基に判断基準を提示する。
- ハラスメントを見かけた際の止め方の習得
周囲のハラスメントを目撃した際、話題を変える方法や距離を取る方法など、ケーススタディを通じて適切に介入する実践的な対応を身に付ける。
研修カリキュラムの構成
研修カリキュラムの抜粋は以下の通り構成されている。
- ハラスメントの基礎理解
- オープニングワーク:同性同士のモヤッと体験
- ハラスメントの定義およびルール
- 同性間によるハラスメントの特徴
- ハラスメントがもたらす個人および組織への影響
- 同性間で発生しやすいハラスメント
- 役割概念の押し付け(「男らしさ」「女らしさ」など)
- 飲酒や接待における問題行動
- 身体接触や距離感の違い
- プライベートな話題(容姿、恋愛・結婚、妊娠・出産)への踏み込み
- ケーススタディ:同性間のハラスメント事例の検討
- ハラスメントを防ぐための行動
- コミュニケーションとハラスメントの判断基準(業務上の必要性、立場の置換)
- 不適切な言動をしてしまった場合の謝罪と対応
- ハラスメントを見かけた際の具体的行動
- ケーススタディ:同僚のハラスメントを止める行動の検討

株式会社リスキルについて
株式会社リスキルは、企業の各種人材育成を支援する研修サービスを提供している。ビジネス研修が料金一律の明確な体系を採用しており、企業の導入準備をサポートする体制を整えている。新設された同性間のハラスメント対策研修においても、組織の課題に応じたカスタマイズやオンライン実施に対応している。
本記事は株式会社リスキルの発表(2026年10月時点)をもとに作成しています。
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