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ラックとリッケイ、サイバーセキュリティ事業拡大に向け包括的業務提携のMOUを締結

東京都千代田区に本社を置く株式会社ラックと、東京都港区に本社を置く株式会社リッケイは、2026年10月8日、日本、ベトナムおよびその他APAC地域におけるサイバーセキュリティ事業の拡大を目的とした包括的業務提携に関するMOU(Memorandum of Understanding:基本合意書)を締結した。ラックが培ってきたセキュリティ技術や運用実績と、リッケイが有する多言語人材や海外事業基盤を組み合わせる。日本およびAPAC地域における日系企業の事業運営とサイバーレジリエンス向上に貢献していく方針だ。

提携の背景と課題

近年、日系企業の海外展開に伴い、サプライチェーン全体を対象としたサイバー攻撃の高度化や、各国拠点におけるセキュリティ人材不足への対応が経営課題となっている。特にAPAC地域では、製造業などを中心に事業基盤が拡大する一方、セキュリティ人材の不足や運用体制の確保が課題であり、日本企業が求めるセキュリティ統制を継続的に運用できる体制の整備が求められている。

こうした環境に対し、ラックは現地人材やデリバリー体制を活用した海外事業基盤の構築を進めている。一方、ベトナム・ハノイに本社を置くRikkeisoftグループの日本法人であるリッケイは、グループのネットワークを背景としたエンジニアリソースや、教育・人材育成組織であるRikkei Educationを通じた大学連携によるIT人材育成などを強みとしている。

協業における2つの重点分野

両社は以下の分野を中心に協業を推進するとしている。

  • サイバーセキュリティサービスの共同企画・提案・提供:ラックのセキュリティ技術・実績と、リッケイの人材や海外デリバリー体制を組み合わせ、サービスの共同展開を進める。日本での協業を起点に、ベトナムおよびAPAC市場への事業展開を共同で検討する。
  • グローバルセキュリティ人材の育成:ラックの教育・育成ノウハウと、リッケイの大学ネットワークや採用・教育基盤などを活用して人材育成を推進する。将来的に日本語・英語の双方に対応可能なグローバルセキュリティ人材を継続的に育成し、実案件への参画につなげる人材パイプラインの構築を目指す。

今後の展望と両社代表のコメント

両社は今後、具体的な実施内容や役割分担、条件について協議を進めながら、日本での協業を起点にベトナムおよびAPAC市場への展開を共同で検討する。

ラックの代表取締役社長を務める村山 敏一 氏は、「日本で培ったセキュリティの知見と品質をAPAC地域へ展開し、APACにおけるサイバーセキュリティをリードする存在を目指してまいります。」と述べている。

リッケイの代表取締役社長であるブイ・クアン・フイ 氏は、グループ設立10周年を迎えた同社にとって本提携は人材育成の力を実案件につながる育成へ発展させる一歩になるとし、日本とアジアで活躍できるセキュリティ人材を育成して安心できるサービスを提供していく姿勢を示している。

会社概要

株式会社ラック

  • 本社:東京都千代田区
  • 代表取締役社長:村山 敏一
  • ホームページ:https://www.lac.co.jp/

株式会社リッケイ

  • 本社:東京都港区
  • 代表取締役社長:ブイ・クアン・フイ
  • ホームページ:https://rikkeisoft.com/ja/

本記事は株式会社ラックおよび株式会社リッケイの発表をもとに作成。

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