アルファドライブ、実データや実課金検証を代行する出島型新サービスの提供を開始
株式会社アルファドライブは、新規事業チームに向けた出島型の新サービス「AIプロトタイプ検証代行支援」の提供を開始する。AI駆動による高速なプロトタイプ開発と出島を組み合わせ、実際の顧客データを用いた業務利用検証や課金を伴う事業性検証までを一気通貫で支援する。大企業の社内手続きやセキュリティ・ガバナンスの壁によって実証実験が進まず停滞してしまう課題の解消を目指す。
近年はAIツールの普及により、起案者自身がプロトタイプを開発してダミーデータで検証を行う動きが広がっている。しかし、実際の顧客データの投入や有償課金による検証へ進む段階では、AIで作成したプロトタイプの品質把握の難しさや、限定的なPoCに対しても本番同様のセキュリティ基準が求められること、売上計上に関わる社内手続きのハードルなどが停滞要因となっていた。
AlphaDriveは、これまで260社以上の大企業の新規事業支援を手がけてきた知見をもとに同サービスを開発した。クライアント企業を特定されないようAlphaDrive名義でPoCを実施することで、自社の名前を出さずにスピーディーな検証を可能にする。また、独自に整備した開発規約や脆弱性診断ツールなどのセキュリティガードレールのもとで開発を行うことで、実データを用いた業務利用検証や実際の課金を伴う継続利用意向の検証まで踏み込める体制を整えている。
2つのPoC代行パッケージと支援オプション
サービスメニューには、検証段階や目的に合わせた2つのパッケージとオプションが用意されている。
- 無償PoC代行パッケージ:AlphaDriveの名義で無償のPoCを実施する。AI駆動開発により実際の顧客データを用いた利用環境を整え、価値検証や有償化への意向確認を行う。検証期間の目安は2ヶ月。
- 有償PoC代行パッケージ:AlphaDriveの名義で実際に課金を伴うPoCを実施する。売上計上も同社側で行うことでクライアント側の会計処理負担を抑え、継続利用意向を含めた事業性を検証する。検証期間の目安は6ヶ月。
- 機能支援オプション:ヒアリング設計・実施、LP制作・Web広告運用、顧客リスト作成・アポイント獲得など、セールスやマーケティングに関する支援を必要に応じて追加できる。
プロトタイプがすでに存在する場合は実データや実課金に耐えうる水準への作り直しから対応し、プロトタイプがない場合も要件整理からの新規開発に対応する。
開発期間の大幅短縮と専門組織による連携体制
同サービスでは、実用最小限のMVPにとどまらず、顧客が実際に対価を払って使える完成度まで組み上げる「Full-Product Launch(FPL)」の考え方を採用している。AIの進化により、従来は要件定義からMVP開発までに3〜6ヶ月程度を要していた期間を、1〜2週間程度まで短縮できるようになってきているという。
実行体制としては、外部人材ソリューション「AlphaDrive Partners」で技術人材を確保するほか、プロダクト開発を手がける完全子会社の株式会社Del Quiと連携する。仮説検証とプロトタイピングに特化した専門チーム「AXL PROTOTYPE STUDIO」のスタジオ長である安部氏は、AI開発手法やルール整備を素早く吸収する力と、顧客の声をもとに改善する事業開発力の両面を兼ね備えている点が同サービスの価値であるとしている。
本サービスは、AlphaDriveが提唱する「AX for Revenue」における、社外にAI前提の専用環境を構築する「AX Dejima」を実現するための支援メニューに位置付けられている。


株式会社アルファドライブ 概要
- 社名:株式会社アルファドライブ / AlphaDrive Co.,Ltd.
- 設立:2018年2月23日
- 代表者:代表取締役社長 兼 CEO/CAXO 麻生要一
- 所在地:〒100-0014 東京都千代田区永田町2-17-3来栖ビル1F
本記事は株式会社アルファドライブの発表をもとに作成。
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