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AI Atelier、設定ごとの費用差を示す無料のAIコスト診断を公開へ

東京都品川区に本社を置く株式会社AI Atelierは、Claude CodeやCodexの設定を見直した際の費用の差を金額と割合で可視化する無料サービス「AIコスト診断」を公開する。同社が実施した12種類の業務・計118通りの条件による検証結果をもとに、利用者の設定に応じた見直し候補を提示する。

検証で判明した業務ごとの費用差

同社の検証では、中小企業で利用されることの多い12種類の業務を対象に、ClaudeとChatGPT(Codex)の7つのAIモデル、思考の量、別のAIによる点検の組み合わせを変えた計118通りの条件で合否と費用を調査した。旧モデルや予備検証を含めた回答は計342件、2つのAIによる採点の判定は計660件にのぼる。

検証の結果、問い合わせの仕分け作業ではCodexの2つのモデル(GPT-6.1 SolとGPT-6 Luna)がともに毎回合格したものの、1回あたりの費用はSolが平均約0.030ドル、Lunaが約0.0009ドルとなり、約34倍の差が確認された。プログラムの実装でもClaudeのOpus 5.5とHaiku 5.5(思考の量「低」)がいずれも毎回合格し、費用は約32倍異なったという。

なお「最大34倍」という数値は、採点が不安定だった企画・判断を除く11種類の作業において、同一提供元のモデル同士を比較し、ともに3回連続で基準を満たした組み合わせの中で最も差が大きかった値(1回あたりの実行費用をAPI料金で換算した3回平均)とされている。

AI利用費を巡っては、LayerXが2026年6月に実施した調査(費用を管理・把握する400人対象)で、勤務先の月間AI利用費が平均約274万円に達し、66.5%が増加、73.3%が経営課題になると回答している。また、82.8%が費用の把握に課題を感じているという。

同社によると、AIモデルは単価の違いだけでなく、答える前に考える「思考の量」やキャッシュの仕組みなどによっても費用が変動する。検証では、ブランドの文章作成でHaiku 5.5の思考の量を「高」にした場合のみ毎回合格した一方、メールからの情報抽出では「低」が毎回合格し、「中」や「高」では落ちる回があるなど、考える量を増やすことが必ずしも合格増につながらない事例が確認された。また、Sonnet 5.5の下書きをGPT-6 Lunaで点検・修正させることで合格率が上がった作業があった一方、点検を追加しても合格率が変わらず費用のみが約10〜13%増加する作業もみられた。

こうした検証をもとに提供される「AIコスト診断」は、Claude CodeやCodexの利用者を対象に、設定の見直し候補を示すツールである。利用者が生成した設定結果の数値と月間の概算AI料金を入力することで、見直しによる余剰コストの目安や年間での差額、改善すべき項目の上位3つ、100点満点の設定スコアが算出される。

診断時の設定ファイルの内容は同社には送信されず、計算は利用者のブラウザ上で行われる仕組みとなっている。株式会社AI Atelier代表取締役の田端心温氏は、AIの費用はどの作業にどのAIを当てるかで変わると指摘し、診断を通じて現状の設定と見直し候補を確認してほしい旨を述べている。

株式会社AI Atelierの概要

  • 商号:株式会社AI Atelier
  • 代表取締役:田端 心温
  • 設立:2026年5月30日
  • 所在地:東京都品川区小山四丁目6番4号
  • 資本金:100万円
  • URL:https://aiatelier-jp.com
  • 診断ページ:https://aiatelier-jp.com/ai-cost/

本記事は株式会社AI Atelierの発表をもとに作成。

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