AIマネー大学、幸福と生産性巡るオズワルド教授の論文読書会を10月に開催へ
東京都練馬区に本社を置くAIマネー大学株式会社は、ウォーリック大学のアンドリュー・オズワルド(Andrew J. Oswald)教授らの論文「Happiness and Productivity」をテーマにした論文読書会を2026年10月12日に開催します。クラリベイト引用栄誉賞に選出されノーベル経済学賞候補として注目される研究者の成果を取り上げ、同社コンサルタント兼学長の山中裕が講師を務めます。
幸福と生産性の因果関係を検証した実験研究
今回取り上げる論文「Happiness and Productivity」は、アンドリュー・オズワルド(Andrew J. Oswald)教授がエウジェニオ・プロト(Eugenio Proto)氏、ダニエル・スグロイ(Daniel Sgroi)氏とともに執筆し、2015年の『Journal of Labor Economics』に掲載された研究です。参加者を無作為に分け、喜劇映像の視聴や菓子の提供などで気分を良くする処置を行った結果、処置を受けた参加者の計算課題における生産性が約12%高くなったことが報告されています。
本研究は、単なる相関関係の観察にとどまらず、実験室での無作為化処置によって幸福と生産性の因果関係を検証した点に特徴があります。あわせて、近親者の死や家族の病気といった現実の負の出来事を経験した参加者の生産性が低い傾向も示されています。ただし著者らは、約12%という数値は特定の作業条件での結果であり、企業が従業員の幸福に資源を投じる費用の対効果まで判断できるものではないとも明記しています。
人的資本経営や投資先企業の評価への応用を議論
読書会では、幸福が生産性を高めるメカニズムや、実験室の結果が実際の職場にどの程度当てはまるかについて考察します。また、幸福度という主観的指標の経済分析における扱い方、従業員のウェルビーイングへの投資を人的資本経営や投資先企業の評価にどう位置付けるかといった論点について議論を行います。
当日は山中裕が論文の要旨を日本語で解説するため、原文を事前に読んでいない場合でも参加可能としています。対象は投資家や経営者、人事・組織開発・人的資本開示の担当者、労働経済学や行動経済学に関心のある層などを想定しています。
開催概要

- イベント名:『Happiness and Productivity』(著:アンドリュー・オズワルド(Andrew J. Oswald))論文読書会(シリーズ:2026年ノーベル経済学賞候補 論文読書会 クラリベイト引用栄誉賞編 第6回)
- 開催日:2026年10月12日(12時開始ノーベル経済学賞発表まで)
- 開催形式:Zoomオンラインウェビナー開催
- 参加費:無料(事前登録制)
- 主催:AIマネー大学株式会社
- 講師:山中裕(AIマネー大学株式会社 コンサルタント兼学長)
- 申込方法:aimoneyuniversity@aimu.info 宛てに件名を「『Happiness and Productivity』論文読書会参加希望」として送付

本記事はAIマネー大学株式会社の発表をもとに作成しました。
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