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治療院のケーシー型上衣購入比率は8.9%、病院の約4.5倍 THS調査

医療用白衣・スクラブ専門の通販サイト「THS-白衣NET」を運営する株式会社ティーエッチエスは、整体・鍼灸・接骨院などの治療院で働くスタッフのユニフォーム購入傾向に関する調査結果を発表した。2026年4月〜9月の購入データを集計したところ、治療院ではケーシー型(横掛け)の上衣が8.9%を占め、病院・診療所の2.0%の約4.5倍となった。前年同期(2025年4月〜9月)も治療院6.4%、病院・診療所1.9%と近い傾向を示しており、一時的な偏りではないことも確認されたとしている。

治療院と病院で異なる上衣の構成比率

THS-白衣NETにおける2026年4月〜9月の上衣購入データを業種別に集計すると、治療院ではスクラブが51.7%、ジャケット型の上衣が29.7%、ケーシー型が8.9%、白衣・コートが5.0%だった。病院・診療所でもスクラブが50.5%、ジャケット型が27.9%となっており、両業種ともにスクラブとジャケット型で約8割を占める構成は共通している。

一方、残りの2割の内訳には違いがみられた。治療院ではケーシー型が白衣・コートを上回ったのに対し、病院・診療所では白衣・コートが11.3%、ケーシー型が2.0%と関係が逆転している。前年同期(2025年4月〜9月)も同じ条件で集計したところ、治療院のケーシー型は6.4%、病院・診療所は1.9%で、治療院の比率が病院を大きく上回る構図が続いていた。なお、この集計は施術者が着用するウェアのみを対象とし、患者が着用する検診衣・患者衣は除外されている。

半袖の横掛け型が中心、特定商品への集中は見られず

ケーシー型は襟元を横で留める丈の短い上衣で、袖や裾が施術の妨げになりにくい形状が特徴となっている。同社は、患者の体に直接触れて手技を行う時間が長い治療院の業務特性が、丈や袖の選択に表れていると分析している。

治療院で購入されたケーシー型は特定の一品番に集中しておらず、ミズノ男子ケーシージャケット半袖(チトセ製品 MZ-0234)、エミット女子横掛半袖(ナガイレーベン製品 EP-170)、ケックスター男子横掛半袖(ナガイレーベン製品 KES-5167)など、複数メーカーの半袖横掛け型に分かれていた。また、長袖のケーシー型(住商モンブラン製品 72-951〜957)も選ばれている。なお、今回の集計は購入された商品の型番に基づくもので、着用場面や選定理由を尋ねた調査ではない。

1回の注文は「2〜3枚」が過半数を占める

1回の注文に含まれるウェアの枚数では、治療院において「2〜3枚」が51.6%と過半数を占め、病院・診療所の38.2%を13.4ポイント上回った。一方で10枚以上のまとめ買いは治療院で3.7%(病院・診療所は5.6%)、1枚だけの注文は治療院で27.4%(病院・診療所は33.3%)となった。院長とスタッフ数名で運営する施設が多く、着替え用を含めた1〜2人分を一度にそろえる注文が中心になっていると同社はみている。なお、ネーム・ロゴの加工を含む注文の比率は、治療院で13.4%、病院・診療所で16.2%だった。

同社担当者は「数字で見ると、病院向けとは上衣の形の選ばれ方がはっきり違い、その傾向は前年から続いていました。これから秋冬に向けて長袖を検討される院も増える時期なので、施術と受付など役割ごとに形や丈を考えながら選んでいただければと思います」とコメントしている。

会社概要

  • 会社名:株式会社ティーエッチエス
  • 所在地:〒671-2123 兵庫県姫路市夢前町山冨40
  • 代表取締役:高橋 亨
  • 事業内容:メディカルウェア(医療用白衣)の販売

本記事は株式会社ティーエッチエスの発表をもとに作成されています。なお、市場規模データは株式会社矢野経済研究所「柔道整復・鍼灸・マッサージ市場に関する調査を実施(2026年)」(2026年7月2日発表)の推計値を引用しています。

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