東京美術倶楽部ら、工芸展 工+藝 京都 2026を11月に京都の寺院で開催へ
株式会社東京美術倶楽部、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会は、2026年11月6日から8日までの3日間、京都の大本山 妙顕寺および本山 本法寺の2会場で工芸展「工+藝」京都 2026を開催します。KOGEI Artプロデューサー育成プログラム「KOGEI GENE」のプロジェクトとして実施されるもので、現代作家の作品と、作家が創作の中でインスパイアされた古美術・近代美術の作品をともに紹介します。大本山 妙顕寺では18名の現代作家の作品などを展示し、本山 本法寺では鍛金作家の本郷真也による新作と光と影を用いた演出が公開されます。




大本山 妙顕寺で現代作家18名の作品と名品を展示





大本山 妙顕寺会場では、過去2回の「工+藝」Awardの受賞作家を中心に、陶芸、金工、漆芸、ガラス、刀剣、現代美術などの分野で活動する18名の現代作家が集結します。内田鋼一、新里明士、橋本雅也、福田亨をはじめとする作家たちが、工芸に受け継がれてきた技法や精神、美意識を礎に表現した作品を展示します。
会場内では、現代作家の作品とともに、作家が創作の中でインスパイアされた古美術・近代美術の作品が同時に並びます。狩野元信、黒田辰秋、長谷川等伯、山口長男、与謝蕪村、ルーシー・リーといった作家の名品と現代作品が同一の空間に展示され、異なる時代に生まれた作品の響き合いや、受け継がれてきた思想や美意識が現代の表現にどう息づいているかを提示します。
出展予定作家は、伊藤秀人、伊藤 航、内田鋼一、王 雪陽、大室桃生、小野川直樹、月山貞伸、河﨑海斗、五味謙二、高橋奈己、田中里姫、新里明士、橋本雅也、牟田陽日などとなっています。
本山 本法寺の開山堂で本郷真也による火と鉄の特別演出
本山 本法寺では、鍛金作家の本郷真也による新作《円相》が発表されます。甲冑師の技術を汲む自在置物について、本郷真也は2年以上かけて2体の自在龍を制作し、自在置物に時間を取り込む表現を試みました。
会期中は、同寺院の開山堂において蝋燭の火によって龍が動く演出が各日2回(15:00~/17:00~、各回約20分)実施され、光と影による空間表現が行われます。11月5日の招待日にも同時刻で実施される予定です。
人材育成プログラムKOGEI GENEの取り組み
本展は、日本の工芸や古美術が培ってきた美意識や手わざの価値を国際的な文脈へとつなぎ、日本と世界、市場と学術領域の架け橋となる人材「工藝人」の育成を目指すプロジェクト「KOGEI GENE」の実践の場として位置づけられています。美術の多様な領域から選出された10名を対象に、有識者による講義や研修、国内外での発表や交流などのプログラムが展開されています。
また本プロジェクトは、文化芸術活動基盤強化基金「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」による取り組みの一部として実施されています。
- タイトル:「工+藝」京都 2026
- 内容:「工+藝」2024+2026 受賞者作品と古美術を中心とした特別展
- 日程:2026年11月6日(金)-8日(日)※11月5日(木)は招待制プレビュー
- 開館時間:11月6日(金)11:00-18:00、11月7日(土)11:00-18:00、11月8日(日)11:00-17:00(最終入場は各日終了30分前)
- 会場:大本山 妙顕寺(京都府京都市上京区妙顕寺前町514)、本山 本法寺(京都府京都市上京区小川通寺之内上ル本法寺前町617)
- 入場料:前売 2,500円(税込)/ 当日 3,000円(税込)※10月中旬よりウェブサイトにて発売予定。同時開催のCURATION⇄FAIR Kyotoにも入場可能
- 主催:東京美術倶楽部、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会
- ウェブサイト:https://kogeigene.com/exhibition/
本記事は株式会社東京美術倶楽部の発表をもとに作成しています。

ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



