札幌市大規模ビルの空室率は3.57%に 三幸エステートが市場データを公表
三幸エステート株式会社は、2026年9月度の札幌市オフィス賃貸状況および全国6大都市の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2026年10月号札幌」を公表した。札幌市の大規模ビルにおける空室率は前月比プラス0.13ポイントの3.57%となり、2ヵ月連続で上昇している。募集賃料については前月比マイナス72円/坪の13,122円/坪となり、2ヵ月連続で下落したものの13,000円/坪台前半で推移している。
札幌市大規模ビルの空室率と需要動向

札幌市の大規模ビルにおける空室率は前月比プラス0.13ポイントの3.57%となり、2ヵ月連続の上昇を記録した。主な上昇要因として、拠点集約や縮小移転に伴って比較的大口の現空床が生じたことが挙げられている。一方、潜在空室率は前月比マイナス0.06ポイントの5.61%となった。
空室率は3%台半ばでの小幅な動きが継続しているものの、オフィス需要は幅広い業種で活発化しており、物件見学が増加している。大口需要の動きも増えつつある状況がみられる。
募集賃料は13,000円/坪台前半で推移
札幌市の大規模ビルにおける募集賃料は、前月比マイナス72円/坪の13,122円/坪となった。2ヵ月連続での下落となったものの、わずかな動きに止まり、賃料は13,000円/坪台前半で推移している。
公表されたレポートでは、全規模を対象とした空室率や現空面積、募集賃料、募集面積のほか、規模別空室率や、札幌市南口エリア・北口エリア・大通エリアで構成される主要エリアの全規模空室率なども取りまとめられている。

千歳市の動向と札幌市内への波及期待
三幸エステート株式会社札幌支店長の滝口恵貴氏は、今年6月に竣工した千歳市の大型ビル「アルファ千歳駅前ビル」においてテナント誘致が順調に進み、高い内定率となっている動向に言及している。
千歳市ではラピダスの半導体製造工場建設に伴い、関連企業や人材サービス等のオフィス需要が生じているものの、同エリアはオフィスビルが限定的なためテナントの引き合いが集中しているという。滝口氏は、将来的には札幌市内にも半導体関連企業の需要が生じることが期待されるとしている。


三幸エステート株式会社について


企業のオフィス戦略を総合的にサポートする三幸エステート株式会社の概要は以下の通り。


- 会社名:三幸エステート株式会社
- 本社所在地:東京都中央区
- 代表者:取締役社長:福島正二郎
- 設立:1977年5月17日
- ホームページ:https://www.sanko-e.co.jp/
本記事は三幸エステート株式会社の発表をもとに作成。調査時点は2026年9月末現在および各年12月31日時点。公表データは同社サイト(https://www.sanko-e.co.jp/data/)でも閲覧できる。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



