工房兼基がてるはの森洗剤NOSARIの通信販売を開始 摘果柑橘を活用
宮崎県綾町の合同会社 工房兼基は、化学物質過敏症の当事者自身の経験をもとに開発した「てるはの森洗剤NOSARI」を製造・販売しています。遠方からも購入できるよう、2026年8月より通信販売を開始しました。

同製品は、身体に優しい暮らしを求めて福岡市から宮崎県綾町へ移住した代表社員:橋本緑氏が、廃棄される地域の資源を活用して開発した洗濯洗剤およびマルチクリーナーです。


発症体験から生まれた洗剤の開発背景
開発の背景には、代表の橋本緑氏自身が約18年前に化学物質過敏症を発症した経験があります。長引く原因不明の体調不良の末に東京の病院で確定診断を受けましたが、洗剤や柔軟剤に含まれる香料などが原因で就労が困難になりました。周囲に洗剤の変更などを相談したものの、症状や困難さへの理解を得ることは容易ではありませんでした。
その後、身体に優しい暮らしを求めて約2年前に福岡市から宮崎県綾町へ移住しました。一般家庭向けの選択肢として日常的に無理なく使え、周囲への負担が減る社会を目指し、株式会社dochakuの技術提供を受けて開発が進められました。なお、本取り組みは宮崎県の「女性・若者応援!起業チャレンジ支援事業」に2025年度採択されています。
地域資源の活用と使いやすさに配慮した製品特徴
製品には、綾町で廃棄される摘果柑橘の皮やヨモギを自家蒸留した精油や蒸留水が洗浄補助剤として配合されており、生分解性にも配慮されています。また、専用容器を繰り返し使える量り売りを主な販売方法に据え、使い捨て容器の削減と地域資源の循環を図っています。
さらに、市販の合成洗剤に慣れた利用者にも使いやすいよう工夫されています。洗濯中には綾町の天然精油の香りが漂い、乾燥後には無臭になる設計を採用することで、市販洗剤の使い心地と過敏症への配慮の両立を目指しています。

商品のラインアップと取扱店
商品の価格および取扱店舗は以下の通りです。なお、原料価格高騰の為、2026年12月より値上げが予定されています。

- オリジナルガラスボトル:1,650円
- 3kgボックス:16,500円
- 250gパウチ:1,750円

主な取扱店
- 綾てづくりほんものセンター(綾町)
- ひむか村の宝箱(宮崎市)
- Evillage(小林市)
- 他

製品の詳細は公式サイト(https://nosari-aya.studio.site/)で案内されています。
本記事は合同会社 工房兼基の発表をもとに作成しました。


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