プロテイン利用は2割弱、効果実感は3割強
マイボイスコム株式会社が2024年11月に実施した「プロテイン」に関するインターネット調査によると、直近1年間にプロテインを利用した人は全体の2割弱であることがわかった。利用者の割合は男性10・20代で4割弱、男性30~40代や女性10~30代で各20%台と、比較的若い世代で高い傾向にあった。
プロテインを利用する主な理由・きっかけとしては、「筋肉や筋力の維持・増強」が47.2%、「健康維持」が45.4%、「たんぱく質の摂取」が44.2%と上位を占めた。特に女性では「たんぱく質の摂取」が5割強で1位となっている。また、「体型維持、ボディメイク」は若年層、「減量、ダイエット」は女性40代、「美容のため」は女性30代で比率が高くなっていた。
直近1年間にプロテインを利用した人のうち、効果を感じた人は3割強にとどまり、男性若年層や『ゼリー飲料』『錠剤、タブレット』利用者で高い傾向がみられた。一方、効果を感じなかった人は3割で、特に女性50代では4割強と高い割合を示した。
今回の調査結果から、プロテインの利用は若年層を中心に一定の広がりを見せているものの、効果を実感できていない人も少なくないことがわかる。今後は、利用者のニーズに合わせた製品開発や情報提供が求められるだろう。