ThinkingAI、セガ作品におけるAgentic Engine導入事例を公開
ThinkingAI(シンキングデータ株式会社)は、株式会社セガが運営する『ペルソナ5: The Phantom X』におけるデータ活用基盤「Agentic Engine」の導入事例を公開した。セガ社は日中の開発・運営チームが同じ指標で意思決定できる体制を整え、運営型タイトルとしての施策改善を継続している。
日中間での指標定義や仕様共有における課題
『ペルソナ5: The Phantom X』は、日本のセガ社と中国の開発会社であるパーフェクトワールドが共同で運用を行い、監修にアトラスが関与する協業体制のもとで開発が進められている。開発の初期段階では、セガが求める分析指標の実装をパーフェクトワールド側が独自に進めていたため、日中間で仕様のすり合わせや指標定義の共有が煩雑になっていた。
運営型タイトルにおいて議論が指標定義の確認に費やされる状況を避けるため、今後のグローバル展開を見据えたユーザー理解の深化と継続的な施策改善の前提として、指標の整備が先に求められていた。
ThinkingAIは中国にも拠点を持つ強みを活かしてグローバルチームを組成し、両国の開発・運営チームの間に入って分析要件の吸い上げから指標設計、運用体制の構築までを一気通貫で支援した。これにより共通言語としての指標が整い、関係各社による迅速かつ正確な意思決定が可能となった。
整備された指標の上で、プレイヤーの行動分析、施策の効果測定、セグメント別LTVの可視化が継続的に行われている。「Agentic Engine」によってプレイヤーデータを統一的に管理することで、運営・分析・カスタマーサポートの各部門が共通のコンソールを通じて同じ情報にアクセスできる環境が整えられた。
『ペルソナ5: The Phantom X』の概要は以下の通り。
- 名称:ペルソナ5: The Phantom X
- 対応機種・OS:iOS/Android/PC(Google Play Games、Steam)
- 配信開始日:2025年6月26日(木)
- 価格:基本無料(アイテム課金あり)
- ジャンル:心のダンジョンを冒険するRPG
- メーカー:セガ
参画企業の概要
株式会社セガは、家庭用ゲーム機、スマートデバイス、PCなどのプラットフォーム向けにゲーム関連コンテンツを企画・開発・運営し、日本国内および海外のスタジオやグループ企業が手がけたコンテンツを全世界へ提供している。「セガ」ブランドの『ソニック』『龍が如く』『ぷよぷよ』や、「アトラス」ブランドの『真・女神転生』『ペルソナ』といったシリーズを展開し、IPを活用した映像、グッズ、舞台、音楽などのメディア展開も行う。
ThinkingAIは2015年に設立されたデータソリューション企業で、東京・上海・シンガポール・ソウル・サンフランシスコに拠点を構え、ゲーム業界を中心に累計1,500社以上のデータ活用を支援している。現在はエンタープライズ向けAI Agentプラットフォーム「Agentic Engine」に製品体系を一本化しており、データの収集・分析から施策の実行までを単一のプラットフォームで提供している。AI Agent機能については、開発の進捗にあわせて段階的に提供していくとしている。
本記事はThinkingAI(シンキングデータ株式会社)の発表をもとに作成しています。
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