基幹労連が法人向けAIエージェントのENSOU AIを導入 議事録整形等に活用
株式会社Digeonは、日本基幹産業労働組合連合会(基幹労連)に法人向けAIエージェントサービス「ENSOU AI」が導入されたことを発表しました。
基幹労連の政策企画局において、議事録の取りまとめや組織独自の表記ルールに沿った校閲、アンケート分析などに活用されています。定期的な役員交代に伴う知識引き継ぎの円滑化や、内部資料を安全に扱える利用環境の整備を目的としています。
導入の背景と引き継ぎの課題
基幹労連は、鉄鋼、造船、非鉄金属、建設などの産業別労働組合です。政策企画局では春闘に向けた方針・交渉資料の作成や各種調査・統計の集計・分析など多くの文書やデータを扱っています。
これらの業務では過去の経緯を踏まえる必要がありますが、企業別の労働組合から派遣される役員が定期的に交代するため、蓄積した情報の引き継ぎが課題となっていました。また、多数の議事録の取りまとめや組織独自の表記ルールに沿った文書作成にも手間がかかっていました。こうしたなか、内部資料を安心して扱える共通の利用環境を整えるため、ENSOU AIの導入に至りました。
主な活用内容と導入効果
ENSOU AIの活用内容と導入効果として、以下の点が挙げられています。
- 100件以上の議事録整形:Googleフォームで収集しスプレッドシートに蓄積した100件以上の議事録を、スキル機能を活用して共有用のWordファイルへ指定の体裁で整形しています。
- 組織独自ルールによる文章校閲と内部規程確認:「図る」を「はかる」と表記するような文言統一基準を参照するカスタムチャットボットを構築し、校閲に活用しています。規約・規程・内規をもとにしたチャットボットも作成し、働き方に関するルールの確認などに利用されています。
- アンケート分析や資料作成への展開:約50問のアンケートに約120件の回答が集まった段階での傾向把握や、研修会などの講師を務める前のデータ確認に利用されています。さらに、Wordの文章やラフ案をもとにしたPowerPoint資料の作成や企画の壁打ちにも活用が広がっています。
担当者による評価と今後の展望
基幹労連の中央執行委員 企画調査部/政策企画局の平松 賢治氏は、資料を参照するチャットボットを直感的に作れる点や相談のしやすさを評価した上で、「日々の業務を支えるアシスタントとして活用しながら、組織の知識を次の担当者につなぎ、人が替わっても取り組みを継続できる仕組みに育てていきたい」としています。
また、政策企画局の長沼 天晴氏は、フォントや体裁、まとめ方を細かく指定することで毎回再現性の高い形で出力される点に触れ、繰り返し行う業務において決めた形で出力される点が役立っていると述べています。
組織および会社概要
日本基幹産業労働組合連合会
- 団体名:日本基幹産業労働組合連合会(略称:基幹労連)
- 所在地:東京都中央区新川1-23-4 I・Sリバーサイドビル4階
- 活動内容:加盟組合とともに、労働条件の維持・向上や産業政策の推進などに取り組む産業別労働組合
- URL:https://www.kikan-roren.or.jp/
株式会社Digeon
- 会社名:株式会社Digeon
- 所在地:兵庫県神戸市中央区浪花町64 三宮電電ビル5階
- 代表者:代表取締役 山﨑祐太
- 設立:2020年10月28日
- 事業内容:ENSOU AIの開発・提供・運用、生成AI開発、基幹業務システム開発
- URL:https://digeon.co/company
本記事は株式会社Digeonの発表をもとに作成されています。
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